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冬支度

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

ほんの数日前までぽかぽかと暖かく、このまま暖冬か、とつい期待していましたが、急に冷え込んできました。オークランドの冬は、風と雨が強くなります。ただ、氷点下になることはほとんどなく、雪が降るのは数十年に一度の大騒ぎ、というぐらいです。また、一日中雨の日よりも、晴れたり曇ったりを繰り返す日が多いので、虹を見るのはすっかり慣れっこになってしまいました。

秋も深まってきた5月半ばに、暖炉に使う薪を購入しました。去年までは袋で購入していたのですが(こちらでは冬になると薪がスーパーでも売られる)、今年は暖炉を暖房のメインに使ってみようと思い立ち、まとめ買いすることに。

ネットで調べてみたら、便利な世の中になったもので、いくつもの会社がネットで購入できるサイトを作っていました。その中で、大手チェーンの会社が我が家の近所にあったので、そこから購入することに。運送運賃がなるべくかからないようにするためです。メールのやりとりもスムーズで(最近はNZもなかなか進歩していますねー)、注文した翌日の土曜日にさっそく届くことになりました。

当日の朝はちょっとどきどきで早めに起きてスタンバイ。8時半ごろにお兄さんがトラックでやってきたので、裏のガレージ前に薪を置いてもらうように依頼。トラックがやってきて、ずさささーと薪を置いて、さっさと去っていきます。
firewood.jpg
ずさささーと荷台から降ろされた薪。一冬分ということで、2.5立方メートルを注文してみました。

これをえっちら、おっちら、家の軒下まで娘と二人で運びました(夫は出張中)。ごちゃまぜだったsoftwood(火がつきやすく、最初に使う)とhardwood(火のもちがいいので、火が安定してから使う)を分類しながら、1時間以上かけて積んでいきました。

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雨がかからないように軒下に。これで半分ちょっとぐらい。まだ裏側にも積んであります。

暖炉の薪を運ぶなんて、ニュージーランドに住んでいなければ味わえなかっただろう経験だと思いますが、こちらでは暖炉はまだまだ人気があります(最近は、スイッチ一つですぐ暖まるHeat Pump、日本でいうエアコンが脚光を浴びていますが)。

ご近所のバーバラさんが山積みの薪を見て、「まあ、ドライでとってもいい薪ねー」とほめてくれました。そう、薪のポイントは、いかに乾燥しているか、です。伐採の後、一年は乾かしておく必要があります。今回は、きちんと屋根の下で乾かしていることをうたった薪だったので、バーバラさんのおめがねにもかなったわけです。

さあ、今夜は冷え込みそうなので、今シーズン初めて、暖炉を使ってみようと思います。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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