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Guy Fawkes Night

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 ハロウィーンが終わったと思ったら、11月5日はGuy Fawkes(ガイ・フォークス)でした。この行事の起源は、1605年11月5日、カソリック教徒を迫害する国王へ反逆するために、国会議事堂を爆破しようとしたGuido Fawkes(Guy Fawkesは通称)が捕まった日です。
 しかし、そのようないわれは関係ありません。ニュージーランドでは、だれがなんといおうと花火の日です。それも、日本の線香花火のような情緒があるものではなく、ヒュー、ドカン、バチバチバチと壮絶な打ち上げ花火です。NZでは、花火を家庭で行うことは禁止されており、このGuy Fawkesの週だけ一般向けに販売され、行うことができるのです。
 禁止するから激しくなるのか、激しいから普段は禁止するのか。私にはよく分かりませんが、とにかく、日本で素人がやることは到底想像できない、激しい打ち上げ花火があちらでも、こちらでも、庭先でヒューヒュー、バンバンと上がります。移住して初めての年は、全然知らなかったので、何事かとびっくりしました。
 Guy Fawkesの日は余りにも火事や揉め事が多いので、今年は花火の販売期間を短くするなど、規制が厳しくなりました。それでも、これほど危険な花火を禁止するという発想はないみたいです。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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