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ランタンフェスティバル

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 毎年、オークランドでは旧正月のころに中国人コミュニティが主催して、「ランタンフェスティバル」が開かれます。シティのど真ん中にあるアルバート公園が文字通り、ランタンでいっぱいになります。
 今年は2月6日から8日に開催されました。6日は「ワイタンギデー」という祝日で、天気も良かったので、6時ごろから夫の提案で行ってみることにしました。8年前の移住最初の年に物珍しくて出かけたときには、あいにくと雨が降っていて肌寒く、「なんだかつまんない」と思っていました。
 ところが、今回は非常に楽しめてしまったのです。夫に言わせると、「地味なニュージーランドで暮らしていると、夜のキラキラはどんなものであれ、無条件で喜んでしまう体になってしまっている」からだそうです。
 屋台もいっぱい出て、オークランドではめずらしく、ぎゅうぎゅうの人混みというものが発生していました。中国人はもちろん、私たちのようなほかの国のアジア人、それからキウイも小さい子を連れた家族連れが多く、非常ににぎやかでした。
 屋台であれこれつまんでいるうちに日も暮れていき、様々な意匠をこらしたランタンがあちこちできらきらと輝いていました。日本の美しさ、かわいらしさとはかなり違いますが。

私のお気に入りは、宙に浮くスイカです。球体の端を切ると、確かにこんな形になりますよね。でもどうやってこんな発想がうかぶのでしょうか。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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