発音テストを受けてみた
オークランド大学には、気軽に無料で利用できる様々なサポートやサービスがあります。こういったものは自分で見つけて、利用できるものは利用していかねばなりません。そのうちの一つに、英語が第二言語の学生のためのサービスセンターがあるのを見つけて、さっそく行ってみました。
ここでは、コンピューターを使って、英語の様々なソフトや資料を自学用に利用することができます。さらに、学生の英語の様々な要素を検定してくれるということで、私は日頃から気になっていた発音テストを受けることにしました。
テスト自体は5分程度の簡単なもので、指示に従って、PCに音声を入力していきます。子音・母音のチェックのための単語発音テスト、Readingの能力を測るための20行ほどの文章音読テスト、そして2分間のスピーチで構成されていました。
このテストを受けたのが先週のこと、そして昨日、結果を聞きに行ってきました。結果は・・・気分的には、「アタックNo.1」で主人公の鮎原こずえがコーチから連続レシーブを受けて、よれよれになる、という感じでした。30分のコンサルティングの間に、担当者からの的確かつ鋭い指摘がやつぎばやに続いたのでした。
まず、それぞれの音の発音については、母音はOK。しかし、語尾の子音が弱すぎることが判明。確かに、日本語っぽい母音が付く(kが「く(ku)」になるなど)ことを警戒しすぎて、なんだかごまかしていたなあ、と発見しました。また、子音より母音の方が難しいと思っていたのに、子音を一つひとつ正確に発音するのは難しいことも改めて認識しました。
読む方はOKでした。リズム、間の取り方、強弱など、問題ないとのこと。
問題は最後のSpeaking。Fluency(自分からスムーズにしゃべれることができる)という点では大丈夫だったのですが、flatすぎて、英語らしいめりはりがないとのこと。いーわーゆーるー日本語英語です。Readingと違って、しゃべる内容の方に気を取られているようです。
こういった結果を教えてくれた担当者自身も英語は第二言語なので、非常に説得力があります。「キウイ英語をマスターしようと思う必要はないのよ。アカデミックな英語が話せれば、どこに行っても通用するから」とのこと。彼女は25年前に移住してきたそうですが、確かに非常に明確で、わかりやすい英語でした。最後に、それぞれの弱点のために、どんな教材をどんな順序で使えばいいか、教えてもらいました。目の前に素晴らしい見本がいるのでに励みになります。
ということで、空いた時間を見て、少しずつ、このセンターの教材を使って、発音強化に取り組んでいきたいと思います。今日はさっそく、30分ほど、CDを使って子音の発音練習をしてきました!