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Assignmentいろいろ

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 先週、今週と大学はSemesterの中休みで、2週間のお休みです。とはいっても、各PaperでAssignmentが出たので、のんびり過ごす、というわけにはいきません。どんなことを勉強しているのか、のご紹介をかねて、提出したAssignmentを列記してみます。

Translation Memories:前半6週間はTradosについて。基本的な操作だったので、特に問題なし。自分で選んだ文書をTradosを使って翻訳し、関係データ一式を送る、というAssignment。Tradosの操作は前期のTranslation Practiceの授業でやったし、7、8月の休み中に日本の通信講座も受けたので、実はこのPaperは取りたくありませんでした。しかし、ほかに選択肢がなく(選べるPaperの数が少ない!)、仕方なく取ったというもの。先週の月曜日にAssignmentの内容発表、金曜日の締め切りでしたが、水曜日にとっとと提出。Assignmentの提出はすべて、大学から与えられたメールアドレスを使って、メールで提出すればOKです。

Translation Practice:いわゆる翻訳の実習の授業。この授業は日本人、NZ人の産業翻訳者2人が講師で、非常に実務的な内容。今回のAssignmentのテーマは「新聞記事」。経済関連の短い2本の記事の翻訳。日曜日に提出。

English Discourse for Translators:自分でテーマを選んで、マニュアルを作る、というAssignment。翻訳されることを前提にConsistencyに留意し、Simpleな英語で表現することがポイント。私は「ニュージーランドで家を買うには」にしました。このテーマについては、また機会があればこのブログで紹介できれば、と思います。とにかく、ことごとく日本と違う! オークションで家を売るのはやめようよ、魚や野菜じゃないんだから、と私は言いたい。月曜日に提出。

Translation Theory:いわゆる理論で、私がもっとも苦手とする分野。内容が難解、というわけではなく、ちゃんと設題の意図を汲んだ答えを書けていなかったりするので。でも、英語のWritingスキル向上には非常に役に立つとは思います。今回は、Cultureに目を向けた翻訳理論がテーマとなっており、Lefevereの「翻訳はrewritingである」というTheory、フェミニストと翻訳、植民地と翻訳の3つから1つ選んで、1620〜1980wordsのエッセイにする、というもの。私はLefevereのTheoryについて、以前に目をつけていた日本の児童文学の翻訳者のArticleをもとに考えてみました。どうなることやら。とにかく火曜日に提出。

これで、翻訳コースのBreak中のAssignmentは終了ですが、私にはあと一つ、追加で取っているESOLのAcademic Speakingの課題が残っています。これについてはまた来週。

 ということで、Breakとはいっても、締め切りに追われる生活なのでした。さあ、いよいよ、来週から6週間で大学の授業は終わりです。なんだかあっという間にここまで来てしまいました。気を引き締めて、そして楽しく取り組もうと思います!

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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