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自然というもの

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 去年の今頃は豚インフルエンザ(Swine Flu)で大騒動だと思っていたら、今年は、口蹄疫(Foot and Mouth Disease)で大変なことに。火曜日のさるるんさんのブログを読んで、泣いてしまいました。最近、涙もろくていけません。
 豚って、なつくんですよね。以前、知り合いの農場に遊びにいったら、クネクネと呼ばれるNZ特有の豚がペットとして飼われていました。うれしい時には、犬と同じでしっぽをふりふりと振って、ぶーぶーうれしそうにしてくれるんです。私も飼ってみたいなあ、と思うほどでした。
 やれ、クラウドコンピューティングだ、3Dテレビだ、電子書籍だ、と新しい技術がどんどん開発されて、人間の英知ってすごいなあと、思うことは多いけれど、自然の猛威にはなすすべもない、ということを実感させられます。
 オークランドは先週までずっとおだやかな天気が続いていて、このまま、冬が来ずに、春にならないものか、と思っていたのですが、そんなはずもなく。先週末から雨がざーざーと降る、典型的な冬の天気が続いています。
 でも、一日中、雨が降り続けるという日はあまりなくて、時折、晴れ間が差し込むのがオークランドの典型的な冬のパターン。30分おきぐらいに、雨が降ったり、晴れたり、とめまぐるしく空模様が変わります。
 このため、虹がしょっちゅう出ます。移住まもないころは、虹が出たらいちいち驚いたり、喜んだりしていましたが、最近は、ちょっとやそっとの虹では驚かない、という感じ。二重の虹も時々見ますが、娘は先日、学校の校庭で三重の虹を見たそうで。これは私は見たことがありません。
 そんな自然の造形に、すごいなあ、とまた感心。

我が家のキッチンの窓からの風景。冬になると、こういう虹が毎日のように見られます。こうやって写真で見ると、やたらと緑が目立って、あまり冬、という感じがしませんね。真冬でも零度を下回ることがないオークランドでは、芝も枯れずに、一年中、青々としています。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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