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エクスチェンジとレッスン

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 はっと気づけば、2010年ももうすでに半分近くが過ぎ去ってしまいました。これはいかん、今年の私の目標の一つに、英語のWriting力を上げる、があったのでした。
 思い起こせば、ニュージーランドの大学に1年通ったら、さぞかし英語も完璧になるに違いない、という、今思えば妄想を抱いたまま、あっという間に過ぎてしまった去年。とにかく授業で意見が言えるように、と会話力を上げるために、知り合いに紹介してもらって、Language Exchangeの相手を見つけました。日本語を楽しみで習っている彼は街中でピアノ屋さんを経営していて、平日の午前中に、「今から行っていい?」とメールをして、その店にお邪魔して1時間ほどおしゃべりをしてきます。たまにお客さんが来ますが、平日午前中にピアノを買いに来る人はあまりいないので、静かな店内で、彼のいれてくれたお茶を飲みながらのおしゃべりはとっても楽しいです。
 彼は博識で、ゆったりとした英語をしゃべり、日本に関心があるので、話題が尽きません。普段、黙って家にこもって仕事をしている私には、いいリフレッシュにもなります。
 で、これに味をしめた私は、今回は、最近増えてきた日英翻訳のレベルを上げるために(Native Speakerのチェックを受けて納品していますが)、別の知り合いに紹介してもらって、以前は英語学校で教えていた女性にWritingを中心に見てもらうことにしました。今日は私の自宅で、その初レッスン。とても近所なので、来てもらうのも気兼ねがありません。しかも、料金もこちらが提案した1時間20ドルでOKでした(家庭教師の相場が40ドルなので、激安です…)。彼女はちょうど下の子が小学校に入ってようやく手が空いた、というタイミングで、空き時間にお小遣いが入っていいわ、という感じみたいです。子供が帰ってくる時間には家にいてやりたいので、まだフルタイムに戻るつもりはない、とのことでした。
 NZにはもちろん、英語学校は山のようにあるのですが、メインの対象は留学生。時間が決まっていて、私のようにフリーで働く者には融通が利かなくて、困るのです。日本のようにちょっと駅前留学、みたいに空いた時間に受けられる個人レッスンはなかなか見つけられません。また、英語教師がアルバイトで個人レッスンをすることもありますが、たいていは本職の授業が終わった後の夜。私としては日本が動き出す前の午前中の時間を使いたい。
 ということで、彼女とのレッスンは、素晴らしかったです。とても穏やかで、知的で、私の英文を丁寧にチェックしてくれました。2週間に1回ぐらいの割合で、英文チェックを受けていきたい、と思います。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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