BLOG&NEWS

カキの季節

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 ニュージーランドは日本と同様、海に囲まれた島国なので、海産物が豊富に取れます。現在、ニュージーランドは真冬で、カキが旬を迎えています。

 有名かつ高級なのは、南島のブラフオイスター。味はどちらかというとハマグリっぽい感じ。養殖ができないそうで、3月〜5月の短い時期しか市場に出回りません。今年はもう終わってしまいました。店頭に出ると、季節の味覚として1回は購入して楽しみます。

 年中食べられるのはパシフィックオイスター。養殖されているので、いつでも市場に出回っていますが、旬はやはり冬。つまりまさに今!

 この週末の土曜日に、知り合いの日本人家族をお招きして鍋を企画したら、大きなカキを2ダースも持って来てくれました。最初にレモンをしぼって生で堪能した後、鍋でちょっと温めて、二つの味を楽しみました。大きくて、ミルキーで、ぷりぷりしていて、とってもおいしかったです。

 このカキの養殖地として特にオークランド近辺で有名なのがClevedonです。オークランドのレストランでは、ここのカキを使っている所が多いと思います。直売店のサイトはこちら→http://clevedonoysters.com/index.html

 冬のオークランドは雨が多くて、寒くて、風が強くて、観光にはおすすめできませんが、来られる機会がある方は、ぜひカキをお試しください! 

 あと、鯛も天然物がじゃんじゃん取れるので、安くて新鮮です。今回の鍋は鯛のアラでだしをとって、鯛鍋にしました。中国系の魚屋に行くと、丸ごとの魚をさばいて、アラも頼めばぶつ切りにしてくれるので便利です(英語が通じる人をつかまえる必要あり)。旬を迎えているウニも白人は気味悪がって食べませんが、マオリ+アジア人が食べるので魚屋に出回っています。

 おいしい海の幸と、それを楽しめる食文化に感謝。

Written by

記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

END