ある日突然
先週のたしか火曜日のこと。朝、いつもどおりにパソコンを立ち上げたら、そこには草原が広がっていました。デュアル画面一面に、WindowsXPの初期画面が広がっていたのです。そして、これまでの設定がすべてなくなっていました。その前日までごく普通に作業ができていたのに、何が起きたのか、さっぱりわかりません。
でも、アプリケーションやネットワークには問題はなさそう。さっそくGoogle様のお告げを聞いたところ、「ユーザープロファイルが壊れた」ということらしい、ということが分かりました。
そして、お告げのままに、新しいアカウントを作ることで、これまでのデータは全部残っていることが分かりました。作業中のデータ自体はDropboxに入っているので大丈夫だったのですが、ほかのデータも無事でした(今のところ)。
メールを見るのは、ちょっと前にアウトルックからGmailに切り替えたので、問題なし。マウスの右クリックの設定や、スキャナーを使うためのアイコンが消えていたりしましたが、とりあえず必要になるごとに戻し方を見つけていって、なんとか先週は仕事を予定どおりこなすことができました。
時間を取って、壊れたユーザープロファイルを作り直す、という作業をしないといけないのですが、とりあえず、今のところ、新しいアカウントでなんとかなっています。Tradosが暗証番号を聞いてきた時はどきーんとしましたが、手帳に書いてありました(超アナログ…)。やれやれ。
そして、このトラブルで気づいたことは、これまで私はかなりネットサーフィンで無駄な時間を使っていた、ということ。インターネットブラウザのお気に入りが消えてしまったので、作業と関係のないブログを見る時間が減って、仕事に集中できるようになったのです。もちろん、うすうす気づいてはいたのですが、1回の寄り道が10分でも、それを3回やったら30分になるわけです。このお気に入りは、戻そうと思えばすぐに取り込めるのですが、しばらくこのまま、仕事で頻繁に使うもの(元号西暦換算表とか、略語検索サイトなど)以外は戻さないようにしてみよう、と思っています。
それにしても、パソコンって急に壊れるものですねえ。いまさら私が言うことではないですが、翻訳者のみなさん、バックアップ体制と予備のPCの環境整備をお忘れなく。
[5月25日追記]
この記事を投稿した後、しばらくして、間違えて古い方のアカウントでログインしたら、なんと、直っていました。自力で回復したみたいです。こういうこともあるのですねー、というご報告です。お騒がせしました。