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家のお引越し

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

ちょっと前のことですが、夜10時過ぎに、なんだか家の外が騒々しくなってきていました。一体なんだろうと玄関先から外を見てみると、大声の男性に引率されながら、家がトラックにけん引されてお引越し中でした。

ニュージーランドでは、特に歴史的建造物というわけではなくても、古い家を別の場所に動かして、再利用することがよくあります。昔の家は基礎の上に乗っているだけなので、ジャッキで持ち上げて移動させることができるのです。大きいお屋敷の場合は、半分に切って運んで、目的地に着いたら、また引っ付けて、ということもあります。

もちろん、そうそう気楽に動かせるものではないので、こうやって、夜、車の往来が減ってから、移動させることが一般的です。

左からトラックの荷台に乗って、のろのろと家がやってきました。

夜になると結構路上駐車をしている車が多いので(我が家の前の道路は違反ではない)、道路の真ん中をそろり、そろりと進んでいきます。

ちょっとズームにしてみました。家の中まで見えますね。

道中気を付けてー。

と言う感じで、ゆっくりと、じりじりと、トラックに引かれて、お家は去っていきました。高速道路で20分ほど西に行くと、こういう古い家を集めたショールームがあるので、今頃はそちらで次の住民との出会いを待っているころではないでしょうか、と推測されます。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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