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多摩動物園ぐるっと1周1万歩!

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通訳・翻訳者リレーブログ

1カ月はアッという間。そうして、わたしの言葉タンクは、みごと空っぽのまんま。先月の、鳥巣頭先生との感動の再会劇を振り返るのに、エネルギー使い果たしてしまったよう。だから、今月は書くこと思いつかず。ああ、どうしよう。
しばらく考え込んでいたのですが…
そうだ、こういう時は、困った時の動物園だ!
…と、思い立ったのである。
と言うわけで、
先日いきなり、行って参りました……
多摩動物公園へ。
3月某吉日。
カメラ・バッグ背負い、水筒ぶら下げ、ウォーキング・シューズ履き、出発進行!
新宿駅から京王線に乗り、約45分。「多摩動物公園駅」下車すぐ目の前。
そんな都心からすぐのところ。にも拘らず、自然に囲まれた長閑な地域です。
これが正門玄関。いきなり、ゾウのお出迎え。

❶入り口.jpg

入場料600円(←子供以上老人未満の場合)。
さあ、いざ園内へ!
今日はせっかくだから、隅から隅まで、しっかり見たい。
……と、入り口にある地図を眺め、その中から、”ぐるっと1周1万歩!”コースを選択。距離およそ7km。ゆっくり歩いて2時間30分(動物を見る時間を抜いて)。
いわく、”すべての動物をめぐるコース。体力に自信のある方、運動不足が気になる方、動物園でウォーキングにチャレンジしてみませんか?”
おお最高!
よしゃっ、これにしよう。
ひとつだけ…
どうしても立ち合いたいのが、”ペリカンの食事の時間”。これが14:00。そうして現在9:30。動物を眺める時間に+1時間くらい…で大丈夫だろう。ってことは、13:00にはここへ戻って来れる。そうして、ペリカンたちはこのすぐ近く。だからもう、完璧に余裕の与太郎だ。わたしの計算が、正しければ。
さあ、行きましょ~。
正門入ってすぐのところ。気持ちよさそうに、日光浴している子。

➌出迎えのオラン (384x640).jpg

まずは……

歩いてすぐのところにいる、ソデグロヅル。
文字通り、翼を広げると、手の先が黒いツル。でもこの子、パタパタ飛んでばかりで、なかなかポーズ取ってくれず。おまけにフェンス越し。で、やっと撮れたのが、この1枚。とほほほほ。でも、一応載せときます。はい。

❹ツル (640x427).jpg

その隣にいるのは、イノシシ&ニホンジカ。よーく見ると(…よーく見なくても)、普通のイノシシと、普通のニホンジカ。で、あとで確認したところ、写真1枚も撮っておらず。
この辺から少々、上り坂になります。
道添には、インコがいたり、ヒグマがいたり。
彼らの隣には、ムササビ。
しばらく眺めていたのですが、こちらにお尻を向けたまま、グーグー寝込んでいて。軽い冬眠状態?
よって、写真断念。
で、次の子たちの元へ。
おおおおお! ニホンザルの山です。
って……田植え? 落穂ひろい?

❺ニホンザル(640x402).jpg

二日酔いの子も。ピクリともせず、そうとう苦しそう~(・_・;)

❻ニホンザル(640x393).jpg

この後、引き続き、坂を上り。キジやハト宅を通過。
とんぼばしを渡り、大好きな昆虫生態園へ。
おおおおお、仮面ライダー!

❼外のバッタ (640x427).jpg

さっそく中へ。
ドアを開けた途端、凄い熱風。南国の暑いです。

❾室内 (640x423).jpg

色とりどりのチョウたちが、思い思いに舞っていたり、蜜を飲んでいたり。

❽チョウ (640x480).jpg

チョウって、なんて優雅な生きものなのでしょう。
しばし見惚れたあと、さあ次は、目の前(…横)の昆虫園本館へ。
まずは、念願のグローワーム。一度も入ったことのない、暗室のような小さな部屋。
ピカピカ光る虫……って? いったい?? ワクワクワクワク・ゾクゾクゾクゾク。
し…しかし……声を潜め、隅々までジッと見ても..

.

だれも……いない……見えない…(・_・;)
なぜだ?? また出直します。
気を取り直して…と。
次に見たかった子たちの部屋へ。久々の再会…大好きな……ハキリアリ!
【2012年9月18日、彼らの特集しています】
しかし…あれれっ?? どうも様子がおかしい。いつもとは違う。
スカスカ。ガラガラ。
いったい、どーゆーこと??

❾-❶ (640x426).jpg

よーく見ると、横にお知らせが。
えええええっっっ?? なんですとっ???

❾ハキリアリ(640x423).jpg

あっ、この子たち、遥々ペルーから来たのですねぇ。
へええええ~~。
って関心している場合でなく。
ああ…しかし…
深く深くショックです。
次はいつ頃、あの凄い光景が見られるのでしょう…。
再び、気を取り直し……
ここには、こんな子たちも棲息しています。
まずは、イモリ。
目が合っちゃいました。
しっかし…美しいですねぇ。ボケボケ写真で、すいません。なんせ暗がりの、小さな水槽の中ゆえ。

❾―➌ (640x427).jpg

それから…
昆虫の嫌いな方は、ここからは、下へ一気にスクロールしちゃってくださいな。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
まずは、世界いち巨大な……ゴキブリ!!
これまた、そうとうピンぼけ。おまけにバック姿。でも、体型は分かるでしょ。

❿ゴキブリ (640x427).jpg

しかし季節柄…でしょうか。今日の昆虫たち、元気がイマイチありません。みんな、まだ冬眠中? 夏頃に行くと、こんなカラフルな子とか…

⓫ (604x428).jpg

こんな可愛い子も、いるのですが…
【ふたりとも2012年9月撮影】

⓬ (480x640).jpg

そうそう。1階には、コオロギのコーナーがあり、涼しげな声で鳴いています。
が、ここはいつも、速やかにパス。小学校の頃、飼っていたコオロギの♀が……目の前で……目の前で……♂を……クシャクシャ・クシャクシャ、おいしそうに喰らっているのを、目撃しちゃって以来、こいつらだけは、どうも苦手でして…。
あやややややっ。ここで、ふと時計を見ると、この昆虫園だけで軽く1時間です。いつの間にか!
で、地図で確認したら、ここまでで1キロ。つまり、これから先は長い。
なので、ちょっとテンポを速めましょう。
途中、見上げると、こんなサインとか…

⓭看板 (640x427).jpg

こんなサインが。

⓮サイ (640x414).jpg

そうして下を見ると、こんな足跡が。
さあ、これに沿って、次はアフリカ園です。

⓯ (393x640).jpg

相変わらず、とっても凛々しいチーター。
足の形&歩き方が、ウチに棲むネコ科の動物・慎之介さんにそっくりです。

⓰チーター (640x426).jpg

そうして、ネコ科の雄……ライオン。
広~い空間に何匹もいます。小型バスに乗って、間近で見ることもできます。

⓱ライオン (640x426).jpg

さてさて。彼らを眺めながら、サファリ橋を渡ると、フラミンゴたちの棲家が。
ただいま、ラジオ体操中。

⓲フラミンゴ (640x427).jpg

その向かいに棲むのが、アフリカゾウだゾ~。

⓳ゾウ (640x423).jpg

その先に、大好きなペリカンたち。
でも、ここには後ほど戻って来るので、先を急いで…と。
ちなみにここには、キリン・オリックス・シマウマ・ダチョウもいて、キリンも食事タイム絶賛公開中。

⓴キリン (640x426).jpg

近くのトイレも、あらス・テ・キ。

⓴-❶トイレ (640x415).jpg

ここから道を上ったところには、考えるひとたちがいます。
今日も、なにやら考え中。

㉑チンパンジー (640x425).jpg

ここでまた地図を確認すると、ここまでで2キロ。
予定よりも、そうとうスロー・ペースです。ちょっと急ぎ気味にいきましょ。
コウノトリ・モウコノウマ・タヌキ…。
えっ? タヌキも、動物園にいるのですね。へーー。
(↑↑ 写真省略。みんなごめん!)
そうして、またコウノトリ。

㉒子育て看板 (640x412).jpg

おっ、本当だ。では、静かに歩きましょう。

㉓温めているコウノトリ (640x427).jpg

その隣の巨大フライング・ケージは、凛々しいワシたちの棲む場所。
そうしてお向かいには、トナカイ、エミュー、カンガルーが。
↓ オラが、エミュー!

㉔エミュー (640x427).jpg

↓ 二日酔いのカンガルー。

㉕酔っ払い (640x421).jpg

さあ、一気に坂を上ったところに、コアラ館が。

㉖コアラ館 (640x426).jpg

さっそく、中へ入ります。
全員で何匹いるのでしょう。とにかくみーんな、同じ格好で、同じ風に丸まって、ボーッとしています。
しばらく居たのですが、ずーっとこんな状態。どこからどう撮っても、同じ形のコアラ。
生きているのでしょうか…ねぇ。心配になってきたよ……(・_・;)

㉗コアラ (640x414).jpgコアラがマーチするなんて、いったい誰が言ったのでしょう? マーチなんてしません。寝ています。

さあ、眠気を覚まして。
館を出て、一気に山頂…丘頂の”みはらし広場”、目指しましょう。
はい、到着。
こんなところ。

㉘みはらし (640x427).jpg

ここからの下界の眺めは、霧がかっていてイマイチだったので、写真省略です。
広場内には、ワライカワセミが2羽、仲良く暮らしています。

㉙ワライカワセミ (640x410).jpg

さあ、そろそろ下山しましょう。
ひたすら道添に。ワラビーやウォンバットが棲む区域を抜け、アジア園のオランウータンの森へ。
か…か……か・わ・い・い!!

㉚オラン (640x427).jpg

この親子は、たくさん撮ったのですが、先を急ぎますので、あとは別の機会にでも。
さあさあ、どんどん下山していきましょ。
途中で遭遇できるのは、トラ・インドサイ・カワウソ・アナグマ・ウサギ・モルモット・ヤギ・モグラ・ネズミ。
えっ? ネズミ…が…動物園に? スペシャルな種のネズミ?
まあ、いいや。急ごう。
この辺りには、バードケージもあり。
しかし、本日は時間が足りなくなってきたので、省略であります。

続けて、
ヒマラヤタール・ムフロン・ニホンカモシカ・シフゾウ・ユキヒョウ・レッサーパンダ・シャモア。
ふーー。
一気にいっちゃいました。
そうして何人かは、写真を撮るの、忘れちゃっていました。あとから調べてみたところ…。
そうそう、こんな子も。
はい、よーく探しました。
でも、見つかりませんでした。
どこ? 留守? 居留守?

㉛いない人 (640x399).jpg

その留守の子の近くにいる、この子は…ターキンさん。
ヒマラヤの山のご出身。堂々としていて、なかなかカッコいい子たちであります。

㉜ターキン (640x425).jpg

そのまた下ったところにいるのは……やややっ? この子は…もしや?
と思って、表札を見ると、「ウマ」と記してあり。ああ、やっぱり(^.^)

㉝うま (640x424).jpg

そのまたご近所さん。イヌではありません。オオカミです、はい。

㉞オオカミ (640x414).jpg

で、ここまでで6キロ。
もう少しで、出発地点です。
さあ、どんどん下っていきましょ。どんどん。

㉟くだり (640x426).jpg

おお、こんな時にトキ!

㊱トキ (640x427).jpg

アタシはタンチョウ。

㊲タンチョウ (640x427).jpg

近くには、こんな竹林も。

㊳竹林 (640x401).jpg

……と、やっと一周。
出発地点に戻ったところで、ここから”とんぼばし”を通り抜け、再びアフリカ園へ。
で、ここで時計を見ると、1:45pm。ひと通り見るのに、結局まるまる4時間。
へなへな・へなへな。
近くのベンチに腰掛け、持参の水筒の紅茶を飲みながら、ひと息入れます。
前方の広場にふと目をやると、遠くの小山からペリカンたちの団体が、お尻フリフリこちらへやって来るのが見えます。
彼ら、なぜ食事の時間だって分かるのでしょう? いつも不思議に思うのですが…。

㊴-① (640x426).jpg

では、こちらも食堂へ移動しましょうか…。

一列になって、お行儀よく待つ彼らと一緒に、じーっと待つこと約10分。
飼育係りのお姉さんが、魚いっぱいのバケツ持って、こちらへやって来ます。本日のメインディッシュはアジ…だそうな。
さあ、いよいよ、お楽しみの食事タイム……
ねぇねぇ、こっちに投げて~~!

㊴ー② (640x427).jpg

ナイス・キャッチ!

㊵ペリカン (640x427).jpg

あっ、背後にいるのは、野生のサギね。みんな、遠慮がちに立っています。
この家の主が誰なのか、よく分かっているのでしょう。奪い合ったりは、絶対にしません。
でも、近くの木に住居を構えてしまっています。ちゃっかり、この食堂近くの、便利な場所に…(・_・;)

㊶サギの巣 (640x427).jpg

だからか、近くにはこんな看板が(・_・;)

㊷看板うんこ (640x409).jpg

それにしても…
アフリカ園の動物たち、何だか良いですねぇ。みんな仲良く、のんびり平和にやっていて。

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春の柔らかな太陽光に照らされ。
ほんとーにアフリカの大平原にいるみたい。
心地好いなあ~。
さてと。
微笑ましい光景を眺めたところで、ぼちぼち帰ることにしましょ。
最後に、ひと言。
今回、名前を書かなかったり、写真を載せなかったりした動物のみなさん、ごめんなさい。次回は必ず取り上げますので! またね!

Written by

記事を書いた人

サイトデフォルト

高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。

END