ぺこたんズ真夏の1週間の想い
★7月27日(月)
リュックサック背負い&マウンテンバイク跨り、食料品まとめ買いに、最寄り駅ビルへ。
食料品階へ向かう途中、少々洋服フロア物色。足止まる@寝間着バーゲン・コーナー。1着な…な…なーんと1200円! はい、これ上+下の値段。ちょうど探していたところ。早速2着購入。
そうして食料品階へ移動。バナナが、な…な…なーんと、大ぶりひと房120円! 早速購入(ダイエットしているワケではありませんが…)。
“どちらも、何かワケありか?” 気になりつつ、帰宅直後、試着&試食。完璧素敵&美味。無問題。商売、どーなっているのでしょう??
★28日(火)
起床直後、気づく。首が右に回らない! どうやら寝違えた…らしい。左には回る、が、気分は若干ブルー。
夜、『百寺巡礼・京都編』(五木寛之)の好きな頁再読。例えばこれ: 氏が読んだ小説『夜と霧』中文章。“アウシュビッツを生き延びた人は、必ずしも身体や精神の強い人ではなく、例えば労働の合間、林の向こうの真っ赤な夕日に感動したり、水たまりに映った木の枝や風景に見惚れたり、遠くから流れるアコーディオンの音に聴き惚れたりするタイプ。そういう心持の人たちが、生き延びる可能性が高かった”…と。
これ、いつ読んでも、ちょっと感動。
★29日(水)
晴天⇒曇り空⇒雨雲⇒微風⇒強風⇒cats and dogs状態。
理解に苦しむ天候。早朝に干した洗濯物、慌てて取り込む。最近こんなことを、何度やったことか…。
それにしても…雨が降らなかったり、豪雨に見舞われたり。まるで南国。と言う話で思い出したこと: 以前に耳にした話。米はいずれ、カナダ北部で採れるようになるだろう…との説。
嗚呼〜。
★30日(木)
原稿書きの合間の気分転換に、駅ビル喫茶店でコーヒー&読書。
手にした本: 『頭の中がカユいんだ』(by中島らも)。出だしから、いきなりス・テ・キ: “お昇りなされ。あるいは下りなされ。同じことじゃよ”(byゲーテ『ファウスト』)。この本、“タイトル買い”したことは、言うまでもなく。でも、中身もなかなか…イイ。
★31日(金)
明け方、電話インタビュー予定。
今回の質問事項作成は、某音楽評論家担当。が…しかし…待てど暮らせど、原稿がメールされて来ず。一度、“真夜中までに必ず欲しい”…と催促メール入れるも、まるで反応なし。
昔はよく、“ファックスの調子が悪くて”(また調子が悪いのか?)とか、“親戚が倒れた。これから病院に行かねば”(先週も親戚が倒れて、病院へ行ったばかりじゃが?)とか、“今朝、祖父が亡くなった”(この間も祖父が亡くなったんじゃなかったか?)…などなどの言い訳で、強引に納得させようとする(…納得できるワケないが)輩がいたが。それも何人も…。
でも、こちらだって、ズルズル寝ずに待っていたくはなく。シビレ切らし、メールで最後通告:
“もう寝ます”。
すると…その僅か10分後、原稿がyou’ve got mail! 冒頭の文面: “すみません。お待たせしました”。
……ったく!!
★8月1日(土)
深夜、テレビでスポーツ・ニュースを観ていて、びっくり。
某スポーツ選手の、外国でのインタビュー場面。通訳が画面のド真ん中にいるではないか! おまけに、デッカイ声で、凄いハシャギよう。おいおい、主役はアナタではないっしょ!
“立ち位置”には、神経を使いたいもの。“黒子”である自分が、どこに立てば良いか。それを考えることもまた、通訳としての大事な仕事の内…のはず。
★2日(日)
出先でちょっと時間が余ったので、近くの家電屋へ。
いま、とっても気になっているモノ: ネットブック! “外出先でまで、原稿書きに追われたくないよなぁ”…という思いと、“でもそうせざるを得ない現状”との狭間で頭を抱えつつ、詳しい友達に相談しつつ、最近チャンスあるたび、チェックしてばかり。が…新作目白押し。通えば通うほど、どれが良いのか、益々分からなくなってきている気も…。
もうひとつ気になっているのが、マクロ・レンズ。色々なモノのアップが、突然無性に撮りたくなっていまして。例えば、アリの顔のアップとか、カマキリのカマのアップ…とか。
ネットブックVS.マクロ・レンズ。先に手に入るのは、どっち?
★3日(月)
大好きな叔母と、久々銀座で待ち合わせ。
店へ向かう途中のレコード店、店頭に映画『アマルフィ』のサントラ、物凄い枚数大陳列。店員総出で大々的宣伝。その様子に、深く御満悦。
昼食は、バブリー80年代に、大賑わいだったフレンチ・レストランで。
こういうところへ、ちょっとお洒落して行くのもまた、結構好き。が…この日、短パン&サンダル履き団体に遭遇。おいおい、ここはテニスコートじゃないヨ。TPO、しっかり考えましょ!
ゆったり食事後、ふたり大好物のブランド店巡り。しかし…大通りの一等地に、“色々なタイプの店”が並んでいるのを目の当たりにし、思いはそうとうに複雑。勤めていた当時とは大様変わり。時代の流れを痛感(因みに、勤め=夜の蝶ではありませーん。念の為〜)。
★4日(火)
LA帰りの友人からメール。懐かしいアーティストとの2ショット写真つき。
そのアーティストは、10代の頃からの憧れのひと。出演映画や雑誌掲載写真を観ては、格好を真似ていた程。生まれて初めて依頼された、インタビュー相手もまた、実はこのひと。でも当時はまだ学生の身。インタビュー日が学期末試験と重なってしまい、その時は泣く泣くお断りを。
そうしてメールをくれた友人は、10代の頃から愛聴していたラジオ番組に、定期的に出演していた有名音楽ライター。とても新鮮な“現場話”&絶妙な話っぷりに、ワクワク耳を傾けていたもの。つまりもう30年近くも前から、“一方的に”知っていたひと。同世代なのに、既に音楽業界でバリバリ働いているその様子に、とても憧れていました。
おまけに、そのひと&冒頭のアーティストは、当時ルームシェアしていた…ということを後から聞き、驚いたの何のって…。
その後、フリーランサー&編集部員という立場で、同じ雑誌に携わることに。
“初対面”は、記念すべき私の“初インタビューの日”。おまけに、その時のインタビュー相手は、当時最も好きだったバンドの、最も好きだったギタリスト。一方、フリーランサーの彼女は、同バンドのヴォーカルを担当。
つまり、初インタビュー日に、憧れの音楽ライター&大好きなギタリストと初対面!…と相成ったわけで、こちらは言うまでもなく、顔引きつり&身体硬直&心臓飛び出る寸前。そ
んな時に、あれこれ話しかけ&笑わせ、リラックスさせてくれたその音楽ライターも、いまでは大切な呑み友達&グチ仲間(&写メ友↑)。
あれから軽く20年以上が経ち、色々なひとと出逢い、色々なインタビューをこなしてきていますが、“初めてのインタビュー依頼”&“憧れのひと‘達’との初対面の瞬間”は、いまでもついこの間のように、とても鮮明に覚えており、思い出すたび、ほっこりしてきます。
それにしても、常々思うことですが、色々な瞬間に、色々なところで、色々なひとと繋がってゆく、ひととの“縁”に、何とも不思議な感覚を覚えます。
……と、ちょっと素敵な話でシメられたところで、さぁ、また1週間、楽しくいきましょ〜!