1週間分のつぶやき
突然ですが、トイレの中で昼食をとる大学生って——
……な…なぬぅ〜〜っ?? 学食でひとり食べていると、“友達いない可哀そうなひと”と思われてイヤ…なのだとか。なぜそんなに、“ひとりでいること”を恐れるのだろう…。
音楽雑誌編集部で働いていた頃は——
……煮詰まるとみんな、すぐに、“ひとりになれる場所”を求め、本屋をハシゴしたり、喫茶店に籠ったりしていました。急な来客などに備えて、編集部の人間に、だいたいの行き先を伝えて…ですが。でも、こういう、“ちょっとしたひとり時間”を過ごすことにより、よい発想やよい文章が浮かんだもの。ひとりの時間は、とても貴重でとても贅沢な瞬間でした。今でもそれは変わらず…なのですが…。日本の人は(…とひと括りにするのもイヤですが)、ひとりでいることが苦手…なのかな。
それにしても、携帯電話に登録している人の数が——
……すなわち友達の数、で、多ければ多いほど安心する…って、なんだか貧しいわなぁ。幼い。
それにみんな、“やさしいひとがいい”だなんて——
……その“やさしい”という言葉ほど、胡散臭い言葉はないと思うのですが…。“やさしい”とか“やわらかい”とか“あまい”とか“かわいい”とか。嗚呼〜。
でも、まぁ、いいや——
……マスコミは、テーマをひとつに絞って、特集を組むわけで、で、そうすると、世の中そういうもの(ひと)が氾濫している、それがすべてだと、考えてしまいがちですが、でもけっしてそんなことはないわけで…。
だって例えば、日本橋丸善へ——
……この間久々行って、でも、なかなか欲しい本が見つからず、で、店員に訊ねたところ、“少々お待ちください”と言いながら、いきなり消えた…と思った次の瞬間、本を5-6冊抱えながら、戻って来て…。その間僅か4-5分ほど。そうしてそのどれもが、探していたタイプの本ばかり! 物凄く感じよく溌剌とした、20代半ばくらいの女性。日夜、勉強しているのだろうなぁ。自分の仕事にプライドを持っているのだろうし。プロですねぇ。感動しました。ああいうカッコいい若者だって、幾らでもいるのだろうから…。
だからマスコミは——
……こういう“凄い若者たち”も、どんどん取り上げれば良いのに。そうすれば見ている側も、元気が出るし、この国ももっと明るくなるだろうに…。でもそんなテーマでは、番組は成立し難いの…か…。
な〜んてことより、溜まっている原稿書きだ——
……でも不思議だなぁ。前にも書いたけれど、原稿が溜まっていて忙しい時に限って、部屋の無秩序さ加減が気になって、掃除したくなるのだから。でもほんと、真面目な話、整理整頓しなきゃ。
だって、一眼レフで、あちこち撮っている内に——
……いいプリンターが欲しくなった、ので、メーカー勤務の知人に聞いたところ、色々とアドヴァイスしてくれた、ので、趣味のひとつでもある“家電めぐり”も兼ねて、この間“視察”に行って、で、現物に触れてみたところ、余計に欲しくなってしまった、が、あれだけのモノを置くスペースが、現在の机近辺にはないことに、ふと気づいて、で、買いたかったものの、そういうわけで、その日は買えなかったのであります。
あっ、掃除と言えば——
……パソコンの中も掃除しなきゃ。音やら画像やらで、パンパンになってきたので、そろそろ外付けも足そうっ。ああ〜物欲は続くよ〜どこまでも〜♪
余談ですが、この視察日に、ちょっと気になったのは——
……店内がガラガラで、店員がすぐに捕まったこと。ちょっと前なら、考えられなかったのに。大丈夫なのだろうか? あっ、みんな“こっち”ではなく、“あっち”へ流れてしまったの…か?
で、掃除、掃除、と言いながらも——
……先の日本橋丸善で、写真集やらガイドブックやら文庫本やらを、またもやあれこれ購入してしまい、部屋の中が余計、大変なことになってしまいました。それにしても帰り道、重くて大変だったなぁ。長い道中、腕がモゲるかと思いました (——〆) でも、本屋であれこれ物色するのは、アマゾンで注文するよりも、やっぱり楽しい〜〜♪
で、改めて思う、私のワンダーランドめぐり——
……本屋⇒家電屋⇒文具屋⇒洋服屋⇒パン屋⇒ケーキ屋 (^O^)/
あっ、それで思い出したけれど——
……愛するティム・バートン&ジョニー・デップの新作『アリスインワンダーランド』、早く観に行かなきゃ!
それにしても、東京の電車移動は——
……やたら疲れるなぁ。地方を旅していると、時間帯や路線に関係なく、ゆっくり乗車し、ゆったり座れるのに…。東京はいつも、みんな走り回っているし、妙にピリピリしているし、混んでいるし、なかなか座れない。この街は、何だか意味なく、忙しい。そうして、やたら疲れる。
でも、不思議なのは——
……こんな大勢いる中で、実際に知り合いになる人は、ごくごく僅かなわけで…。もう奇跡みたいなものですよね。“縁って不思議だなぁ”…と、つくづく思います。1度遭遇して、それっきりだったり、逆に長い付き合いになったり。素敵な出会いなんて、人生の中でたくさんあるけれど、でもそれに気づいたり、気づかなかったり、引き寄せられたり、引き寄せられなかったり。“どうでもいいや”と思う時もあれば、逆に“なんとかしなきゃ”と、何だか分からないけれど、焦るほどに強く思う時もあったり…と…。直観みたいなものかな。
でもこの直観は、とても大切にしていて——
……例えば海外を旅している時でも、“この先は行かない方がいい”と、何となく感じて、迷わずUターンする場合もあったり…で…。実際そこが行ってはならない場所だったのか否か、結局行かなかったわけで、だから分からず仕舞いなのですが。でもその時々の勘…と言うか、におい…と言うのか、肌で感じる何か…と言うのか…。“何だか分からないけれど、でも何となくそう感じる”というこの感覚、そうとう当てにしています。
旅と言えば、公私共にお世話になっているTRIPORTを——
……先日旅している間に、入院させました。ちょっと前から、耳あて部分片方が破け始め、でも騙し騙し使っていたら、その内に両耳からクッションが、ビヨヨ〜ンと飛び出てしまって。風呂上がりの濡れた髪のまま使ったりと、酷使し続けていた私が悪いのですが…。で、完治して戻ってきた直後に、さっそく使ってみたところ、その音の良さにブッ飛びました。いやはや、“慣れ”とは恐ろしいもの。“それなりに良い音だ”と、しばらくの間“あんな音
”に納得していた自分は、そうとうイカンなぁ…と思いました。それにしてもこのTRIPORT、本当に素晴らしい! まさにBOSEのスピーカーを、耳に当てている感覚。惚れ直しました。
その音楽と言えば、時代は変われど——
……いい音楽は、やっぱり、いい。本日久しぶりに、iPODに入っているサザンのバラード集を聴きながら、改めて思ったのでした。“YA YA(あの時代を忘れない)”と“逢いたくなった時に君はここにいない”などは、聴いていた学生時代が脳裏に浮かび、ジーンとくる。その曲を聴くと、過去のいち場面を想い出す…。音楽って、そういう魅力もあるんですよねぇ。MOTLEY CRUEやRATTなどのLAメタルを聴くたび、80年代当時の、ワイルドで向う見ずで無謀で熱くて華やぎに溢れたあの日々のこと、凄く思い出しますし…(*^_^*)
あっ、学生時代で思い出した、小澤征爾さん——
……その後、どうしてらっしゃるのだろう。先週読んだ『小澤征爾*大江健三郎 同じ年に生まれて〜音楽、文学が僕らをつくった』、あれ物凄く面白かったなぁ。一度は訪れたいと思っている、“サイトウ・キネン・フェスティバル”。長野県松本市で毎年開催されている、夢の音楽イベント。“今年も予定通り総監督を務める”…とのこと。ホッとしています。
そう言えば、斎藤先生&小澤さんの桐朋で——
……昨年度まで校長先生をされていた、クラス担任であり恩師が、3月一杯で辞められた。長い間ありがとうございました! そうして先日、念願だった京都での生活を、始められたとのこと。そうだっ、次回の旅の時には、連絡してみよう!
そうそう、長野県松本市で、ふと思い出しましたが——
……以前に、あるアーティストとあるギター・メーカーを訪問し、アコースティック・ギターを注文した際、その職人さんの工房が、松本市にあることを知りました。北アルプスの麓のその自然環境〜空気〜湿度が、ギター制作に最適で、工房を構えている職人が、大勢いるのだとか。
自然と言えば、この間の吉野山以来——
……山登り…もとい…丘登りがしたくて、身体が疼く。昨夜も、丘登りしたばかり。夢の中で…ですが…。そうだっ、高尾山に今度、久々行ってみようかな。
ところで、今年のゴールデン・ウイークも——
……ずっとパソコン前で唸っている予定。“でもいいや、奈良をフラついてきたばかりだし”…と、“ゴールデン・ウイーク明けまでにください原稿”の長〜いリストを前に、ひとり溜息つき、ひとり納得しようとするフリーランサー。
ああ————
……また何処か、旅に出た〜い!! (^.^)/~~~