ウクレレ
昨日、インフルエンザの予防接種を打ってきました。やはり翻訳者は身体が資本。インフルエンザで寝込んでしまったら、仕事になりませんからね。そんなこと言っている割に、日頃まったく健康管理ができていないことを反省し、今週から午前中に1時間くらいかけて散歩をするようにしました。近所の大きな公園を散歩するのも楽しいのですが、すでに歩き尽くしてしまった感もあるので、普段はクルマや自転車で通りすぎるだけの住宅街や駅前の商店街を歩いてみたら、とても新鮮でした。でも、古本屋や楽器屋、美味しそうなパン屋を見つけるとすぐに入ってしまい、心拍数が十分に上昇しないまま帰宅してしまうので、ウォーキングとしての効果はあまり期待できそうにありません。
先週の土曜日、文芸翻訳家F先生のお誘いでウクレレの練習会に参加してきました。私はギタリストとして課題曲の伴奏を担当することに。メンバーは全員が翻訳関係者。年齢もジャンルもさまざまですが、初心者の皆さんは買ったばかりのウクレレを抱え、新しいオモチャを与えられた子供みたいに練習を楽しんでいらっしゃいます。私もウクレレが欲しくなってしまいました。メンバーの中には、ゴスペルのクワイヤに参加されている方も数名いて、翻訳関係者に音楽好きが多いことを実感しました。
今回、初めてお会いした産業翻訳者のMさんは、翻訳学校の人気講師でありながら、音楽ライターもこなすマルチタレント。奥様も文芸翻訳者として児童書の分野で活躍していらっしゃいます。わが家も夫婦で翻訳に従事しているので、普段どんな生活を送られているのか興味津々です。お話をうかがったところ、お二人は翻訳の分野が違うにもかかわらず、かなり密接にコミュニケーションをとりながら、お仕事をされているとのこと。「お互いの仕事に口を出さないのが夫婦円満の秘訣」なんて言っているウチとは正反対です。わが家の場合、相手の仕事に口を出せるほどの余裕がない、というのが本音でしょうか。