気になっている出版翻訳関係の秋のイベント
「帰国してよかった」と思えることはたくさんありますが、その1つは翻訳や出版関連のイベントに足を運びやすくなったこと。出版翻訳を目指していることもあり、なるべく行くようにしています。
とくに先輩翻訳者さんや編集者さんのお話をうかがう機会は、やっぱり参考になるし、モチベーション向上になります。あと運がいいと、友人・知人ができたりもします。
今回は、直近で開催されるもののなかで気になっているものをいくつかご紹介します。ご都合がつくようなら、のぞいてみてください♪
総合文化研究所主催シンポジウム「The Joy of translation?」@東京外国語大学(2019年10月23日(水)16:30~19:30)
柴田元幸さん(アメリカ文学)、野崎歓さん(フランス文学)、松永美穂さん(ドイツ文学)、沼野恭子さん(ロシア文学)、和田忠彦さん(イタリア文学)という超豪華メンバーによるシンポジウム。それも無料(スゴイ!)。今週ですが、申し込み不要なので都合がつけばぜひ。
だから翻訳は面白い/進め、「はじめての海外文学」@朝日カルチャーセンター新宿(2019年11月2日(土)10:30~12:00)
台風の影響で中止になったイベント「はじめての海外文学スペシャル」(10月13日)に登壇予定だった翻訳者の方々が大集合。進行役は、あの『ダ・ヴィンチ・コード』の越前敏也さん。現段階で出演が決まっているのは、芹澤 恵さん、田中 亜希子さん、古市 真由美さん、原田 勝さん、野坂 悦子さんとのこと(ちなみに、ほぼ手弁当らしい)。いまの翻訳者さんってただ訳すだけじゃなく、海外文学のたのしさを分かちあうために行動してる人がけっこういる。カッコイイ!
光文社古典新訳文庫読書会 「ハロウィン当日、ラフカディオ・ハーンが愛した”和の怪異”『怪談』にふるえる。」南條竹則さんを迎えて@紀伊國屋書店・新宿本店(2019年10月31日(木)18:30~)
「そういや、古典ぜんぜん読んでないなあ」と思ったのをきっかけに、内外の古典作品を少しずつ読みはじめています。といっても自分だけだと一向に進まないので、「ひとつこれは行く」という読書会を決めておくといいかなと。今回はちょうどハロウィンだし、楽しそう♪
直近だけでも、こんなにある……(いつ仕事するんでしょう??)
忙しくも楽しい秋、おたがい満喫しましょう!
☆横浜そごう美術館で開催中の「アリス」展より☆ 今回はルイス・キャロル本人が描いたスケッチやテニエルの挿絵の下絵などもあって大当たりでした。