お世話になりました
先月末、無事帰国し、北海道民に戻りました(高校卒業以来です)。
5年にわたりこのリレーブログを書いてきましたが、今回の帰国を機に担当を交代することになりました。これが、さるるん@ロシア最後のブログになります。
在宅翻訳という仕事のありがたいところは、モスクワにいようと、北海道にいようと仕事を続けられることです。テンナインと出会ってコンスタントにお仕事をいただけるようになったことで、将来設計のフレキシビリティが増しました。感謝しております。
一方、在宅翻訳、と言うよりフリーランスの悲しいところは、有給休暇などなくて、働いた分しか収入がない、つまり毎月必ず入る収入の保証がないこと。先月のように海外からの引越準備でほとんど仕事ができなかったりすると、収入も限りなくゼロに近づくという世界。フリーランスとしてやっていくならば、数カ月間収入がなくても食べていけるだけの貯金を確保しておきたいものです(確保できていない私が言うのも何ですが)。
さて、帰国前に、7年間ロシアで暮らしながら一度も行ったことがなかったサンクトペテルブルグに行ってきました。2泊3日の短い旅でしたが、そのときの写真をご紹介しながら、お別れすることにいたします。
1日目 運河クルーズを楽しみました。
ここがモスクワなんだか、サンクトペテルブルグなんだかわからなくなるような教会。
2日目 エルミタージュ美術館。
3日目 サンクトペテルブルグ郊外のペテルホフ(夏の宮殿)に行ってきました。
夜は、マリインスキー劇場で開催されていた「白夜祭」に3夜連続で行ってきました。オペラやバレエのホールとは別にコンサートホールがあって、そこでアレクサンドル・ルビャンツェフ、フィリップ・カパチェフスキー、アレクサンドル・ロマノフスキーの演奏を聞いてきました。
大好きなピアニスト、フィリップ・カパチェフスキーのコンサートに行くのは、今年だけでも7回目。終演後、楽屋を訪ねて初めてサインをもらってきました。宝物です。
モスクワ生活は一旦終了したものの、ロシアで義母がひとり暮らしをしているので、できれば年に一度は娘をバーブシュカ(おばあちゃん)に会わせるためにロシアを訪ねたいと思っています。
最後になりましたが、今までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様、猛暑で体調を崩さないよう、どうぞご自愛ください。