ワカメちゃん、漢字の書き順に苦しむ
モスクワは夏らしい毎日が続いています。先週末、子どもが焼いたチョコチップクッキーを持って近所の公園でのんびり過ごしてきたのですが、日差しが強く、暑かったので、急に髪を短くしたくなり、帰宅後、子ども(9歳)にカットを依頼。ある程度のリスクは覚悟して頼んだのですが、できあがったスタイルは、ワカメちゃん(サザエさんの)か、田嶋陽子かという感じで、想定以上の短さに一瞬絶句。しかも、ギザギザ・・・。これを短いところに合わせて揃えると、とんでもなく短くなりそうなので、このまま伸びるのを待つことにしました。まあ、夏らしくなったので、よしとします。
こっちの美容院には、なかなか行く勇気が出ないのです。過去に3回行きましたけど。1回目は、夫が美容師さんにロシア語で希望を伝えてくれたのですが、なぜか中森明菜の「Desire」のヘアスタイルみたいにされました。
2回目は、ロシア語で希望を書いた紙(今のスタイルのまま全体的に3センチ切ってください)を渡したのに、分厚いヘアカタログを持ってきて「この中から希望のスタイルを選べ」と言われました。どうして、そうなるかな? しかも、私はセミロングなのに、そのカタログに載っていたのは、ショートとロングのスタイルばかり。4、5種類のセミロングのスタイルから仕方なくひとつセレクト。カットはわるくなかったのですが、こっちの美容師さんはブローのときにやたら髪をふくらませる傾向があり、できあがったヘアスタイルは「かぼちゃ頭」としか言いようがありませんでした(泣)
3回目は、図解で、フロント、サイド、うしろを各何センチ切ると指定した髪を持って行って、一応それなりに仕上がりましたが・・・。来月、一時帰国したら、まず美容院に行こうと思います。
子どもが夏休み中なので、この機に漢字や日本式の算数を勉強してもらおうと、毎日しっかり時間を取って、一緒に机に向かっています。子どもに漢字を教えるにあたっては、気をつけないと、書き順を間違って教えてしまうことがあるので予習が必要です。私が子どもの頃覚えた書き順と、今の書き順が違っていることが結構あるのです。調べると、昭和33年に書き順が変更されて以降はほとんど変わっていないそうなのですが、昭和40年代、50年代に習った書き順と、今の書き順、やはり違うことが少なくないと思います。そう言えば、子どもが小一のときに、「十個」の読みを「じゅっこ」と教えたら、今は学校で「じっこ」と教えていると聞かされてのけぞったことがありました。小学生の国語、そんな落とし穴がちょこちょこあります。