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祝・嵐デビュー10周年

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

ついに初雪が降り、モスクワは冬に突入です。
10月は、これまであまり縁のなかった分野の翻訳が続き、慣れない専門用語に四苦八苦しながらも、この業界ではこんなことが起きているのかと刺激を受け、翻訳への丁寧なフィードバックもいただき、大変勉強になった月でした。

今日は、嵐CDデビュー10周年記念日です。ちょうど10年前の今日(1999年11月3日)、「A・ra・shi」が発売されたのです。この2週間、嵐デビュー10周年ということで、各TV局が嵐の番組に力を入れていたので、私もTVっ子と化していました。

某局は「嵐チャレンジweek」ということで、先週1週間で50時間も嵐の番組を組んだほどの力の入れようで、その最後を飾った番組の目玉が3D映像生ライブ大実験。生放送で歌い踊る嵐の姿を3D加工して放映し、それを3Dメガネ(左目に赤、右目に青のセロハンを貼ったメガネ)で見ると、嵐がTVから飛び出して見えるかという実験です。我が家でも娘と二人で3Dメガネを用意して参加。ホントに飛び出して見えました!娘は、嵐のメンバーと手をつないだと言ってました。楽しかった。

みんなを楽しませたい、幸せにしたい、夢を与えたいと、いつも全力投球の嵐が大好きです。

娘が1999年夏に生まれたので、この10年は私にとって子育ての10年でした。その間、仕事もしてきましたが、子どもが小さかった頃は、子育てしながら働くことは想像以上に大変でした。

出産当時は途上国支援NGOで働いていたのですが、9カ月間の育児休暇を取り、在宅でできる範囲の仕事(報告書作成など)もしていました。自宅でPCに向かっていても、新生児はお腹がすいたり、おむつが汚れたりすると当然泣き出すので、1時間連続してPCに向かうということができないのです。作業の途中で子どもの世話をして作業に戻っても、すぐに続きができるわけではなく、3歩進んで2歩下がるという調子で、普段だったら1時間でできるはずのことに3時間位かかっていたような気がします。急ぎの仕事じゃなかったから良かったけれど。

育児休暇が明けて、オフィスに行くようになってからは、哺乳類ならではの苦労が・・・。数時間おきに搾乳(つまり、乳しぼり)しないと、母乳がつまってしまい、高熱の出る乳腺炎になってしまうのです。仕事中に数時間おきにトイレにこもって搾乳。せつない。海外出張も何度かあったので、タイ東北地方やベトナム北部山岳地帯の農村でも、人知れず搾乳していました。牛になった気分でした。

子どもは本当によく熱を出したり、病気になったりします。保育園から「熱があるので迎えに来てください」との連絡を受け、早退せねばならないことも、その後数日仕事を休まねばならないことも、一度や二度ではありません。娘が水ぼうそうにかかったときは、ダンナの方が休みを取って看病してくれたのですが、なんとダンナまで水ぼうそうになってしまい大変でした。まさか免疫がなかったとは・・・。

今では娘も大きくなって手がかからなくなってきたし、在宅フリーランスなので時間の融通もきくし、仕事のしやすい環境です。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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