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モスクワも毎日暑い

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

毎日暑いモスクワ。例年この時期は暑さの合間に肌寒いほど涼しくなる日もあるのですが、今年は毎日暑いです。義母の住む町で過ごしている娘は毎日湖に泳ぎに行っているとのこと。うらやましい。頭が働かないので、とりとめもなく書いていきます。

【口蹄疫】
先週で口蹄疫の殺処分も終わり一区切りかと思っていたら、宮崎市で新たに口蹄疫の疑似患畜が出てショックでした。これ以上出ないことを祈っております。昨日のいぬさんの日記を読み、口蹄疫の現実を知っても学生たちはあまり感じるものがなかったのかなと残念に思いましたが、それ以上に、突然現われた学生の「いわば私は客ですよ!」発言は衝撃的でした。その学生といいモンスターペアレントといい自分勝手な日本人が増えているようで怖いです。

【参議院選】
先週、参議院選の在外投票に行ってきました。政策によって政党がまとまっているわけではない現状では、選択がむずかしかったです。それにしても、民意って何なんだろうと思う今日この頃。いや今日この頃に始まったことではないか。中学生の頃から多数決というものをどこかで信じていなかったから。正しいこと、こうあるべきことよりも、自分に都合のいい、楽なことを選ぶ人が少なくないことを知っているから。本当に、独裁 vs 民主主義=多数決という図式しかないのかなと思ってしまう・・・。

加えて言えば、政策の異なる政党による連立政権。A党に投票した人々にしてみれば、まったく支持した覚えのない他党まで政権の座につくことは、民意とは到底思えないのではないかなあ。

【ゆうパックの遅配】
日通のペリカン便がゆうパックに吸収されたことを知らなかったので、遅配そのものよりも、そのことに驚きました。日本にいれば意識しなくてもこういうニュースは耳に入るはずですが、海外在住だとチェックしそびれて(翻訳の納期が迫っているとニュースをチェックする余裕のない日も少なくない)、ずっと知らないままのことがあるんですよね。浦島太郎にならないように気をつけなければ。

郵便事情の悪いモスクワに住んでいる私にとっては、それほどの遅配とも思えないけれど、高度信頼社会の日本だからこそ問題になってしまうんだろうなあ。お中元シーズンだものね。昔、お歳暮シーズンに某百貨店の配送センターでアルバイトをしたことがあって、お客様からのお問合せの電話に対応していたのですが、「お歳暮を贈ったAさんからお礼の電話がこない。配送状況を確認してほしい。」という電話の多さに驚いてしまいました。両親は何かいただきものがあればすぐにお礼の電話をかけるのですが、私は年賀状や暑中見舞い等に一筆そえて済ませていたので。やはり両親を見習わねばと思った次第です。

この春はモスクワの通関の遅延を懸念したDHLがモスクワ向け貨物の取り扱いを中止したため、Amazon(海外発送はDHLのみ)からのお取り寄せができなくなって不自由していました。3月末に注文したものが、一旦Amazonから出荷されたのですが、日本のDHLの倉庫で1ヶ月保管された後、モスクワの通関が改善されないため返却され、GW明けに注文がキャンセルされました。海外在住者にとってAmazonが使えないというのは痛手でした。EMSで発送してくれる他社のサービスは使えたのですが、配送期間は2〜3週間ほど。これでEMS?

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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