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歸國

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

このブログがアップされる8月17日は、義母の住む町に娘を迎えに行くため、現地滞在の約5時間を除き、ずっと列車の中で過ごすことになります。片道15時間のとんぼ返りの旅です。と言うことで、これは16日に書いているのですが、あと20分で出発しなければならないという状態(いつもながら段取り悪すぎ)。今日も短いブログになりそうです。

昨日(16日)のブログでいぬさんが取り上げていた終戦ドラマ「歸國」、私も見ました。国のために散った方々に、申し訳ない思いでいっぱいになりながら。特に、ロシアでは退役軍人や戦没者に感謝を捧げる機会が多いので、日頃から彼我の差を感じていたのです。祖国のため、子孫のために戦ったことに違いはないのに、日本では英霊に感謝の念を示すことがタブーのように感じます。そして、心に刺さるのは、今の日本のあり方を見た英霊が、南の海の底へと戻る前に叫んだ「俺たちは今のような日本を作るためにあの戦いで死んだつもりはない」という言葉・・・。

このドラマに出演していた俳優の向井理くんが、8月15日に自分のブログで戦争について書いていました。ドラマ撮影前に靖国神社に参拝に行ったそうで、ドラマのセリフ「国の責任者が参拝するのは当然の義務なんじゃないのか」を引用して気持ちを表わしていました。また、「必死になって日本の行く末を案じながら散っていった人達のことを考えると感謝の気持ちで一杯です」とも書いていました。立場もあるのに、自分の考えを堂々と伝える向井くんはとても男前だと思いました。テンナインの某コーディネーターさんに続き、私もファンになってしまいそうです。

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さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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