アダプターが・・・
8月の第3土曜日のこと、週明け納品の翻訳案件を2件抱えて作業をしていたら、突然PC画面が明滅を始めました。ノートパソコンにACアダプターを付けてコンセントに接続して使っていたので、コードの接触が悪いのかと点検しましたが異常なし。でも、いつもなら熱を持っているはずのACアダプターが冷たい。アダプターをはずし、バッテリー稼働にしたら明滅が止まりました。どうやらアダプターがご臨終のようです。
愛用のPCは東芝dynabookの2008年夏モデル。2年前に日本に一時帰国した際に購入したものです。この2年で9千時間は使っていると思います。アダプターがダメとなるとバッテリーが頼りですが、劣化していて、フル充電の状態でも1時間持ちません。とにかく必要なデータを外付けハードディスクに保存。週末の翻訳作業はサブ機で行うことにしました。サブ機はこちらで購入したノートパソコンなのでOSがロシア語で使い勝手が悪いのですが(だからメイン機よりも先に買ったのに使用時間はメイン機より少ない)、とりあえず急場はしのげます。
日曜の夜に納品を済ませてから、アダプターのトラブルについて検索してみました。機械には弱いので心細いことこの上ありません。調べたところ、コネクターの形状と定格出力電圧・電流が同じであれば、他機種(他メーカーでも)のアダプターを代用できるようです。早速サブ機(東芝ではない)のアダプターを見てみると、理論的には代用可能なことが判明。恐る恐るサブ機のアダプターをメイン機に接続してみたところ、PCが正常に作動し、バッテリーの充電も始まりました。怖いので長期間代用はしたくないけれど、これでなんとかメイン機も使えそうです。
週明けの月曜に東芝のサポートセンター(日本)に電話をかけました。トラブルの内容と、他機種のアダプターを使ったらPCが正常に作動したことを伝えると、やはりアダプターの故障だとのこと。直販サイトを見ても私の持っている機種専用のアダプターは売っていないため、購入窓口を教えてもらって連絡してみたところ在庫があって、その電話で注文が可能でした。海外発送不可で支払方法も代引きなので、実家に配送してもらい、実家からEMSで転送してもらうことにしました。そして9月1日、トラブルが発生してから10日で純正アダプターが無事手元に届きました。
サポートセンター、購入窓口ともにプロフェッショナルかつ迅速な対応で、しみじみ日本はいいな〜と思いました。ロシアではこうはいきませんから。日本にいれば当たり前のサービスかもしれないけれど、世界的に見れば(少なくともロシアでは)当たり前ではない優れたサービスだと思います。
そんなこんなで、これまでどおりにPCを使っていますが、次の一時帰国の際には新しいPCを買わなくちゃ。お正月には帰りたいなあ。それまで、何事もなく働いてくれますように。
同業者の方々は、どの位の頻度でPCの買い替え・買い増しをしているのでしょう?