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悩む・・・

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

9月下旬、ビザ更新のため10日ほど一時帰国しました。
東京はまだ気温が30度を超える暑さで、秋のモスクワになじんでいた体にはつらかったですが、郷里の函館では適度に涼しい秋晴れの日が続き、気持ちが良かったです。モスクワで暮らしていて恋しくなるのは、やはり日本の食べ物と温泉。ここぞとばかりに、おいしいものをたくさん食べ(体重を増やし)、露天風呂でくつろいできました。

東京滞在中には、テンナインのオフィスにもお伺いしました。楽しいひとときを過ごし、たっぷりと元気をいただいてきました。

先月も少し書きましたが、娘が来春中学校入学の年齢なので、それを機に生活の拠点を日本に移そうかと迷っているのです。拠点を移す場合、私と娘だけが日本に帰り、ダンナはロシアに残ることになりますが、私は週末に仕事をすることが多いので、今の働き方で娘と二人だけで暮らすのはきびしいと思います。いろいろ調整して、日本での生活のペースができるまで1〜2年、函館の実家に同居させてもらおうと思い、帰国中に両親に相談しました。私は「両親は孫と一緒に暮らせるのを喜んでくれるだろう」と思っていたのですが・・・。

父は、「日本に帰ってくるならば、東京で教育を受けさせた方がいい」という考え。母は、震災のときに、うちの娘がモスクワで暮らしていて良かったと思ったそうで(モスクワは地震はなくてもテロの心配があるんだけどな)、「いっそ大学までモスクワでいいのでは?」という考え。二人とも、函館で中学校生活を送るのが娘にとってベストの選択肢ではないと考えているようです。

両親の年齢を考えると、そろそろ日本に帰った方がいいと思うし・・・モスクワに戻ってきて、ダンナと娘が楽しそうに話しているのを見ると、二人を引き離しちゃいけないと思うし・・・。しばらく悩むことになりそうです。

帰国中に、来年プーチンが大統領に復帰というニュースが入りました(メドベージェフも続投する気は満々だったのですが)。ずいぶん早く決まったものだと驚きました。でも、早く決まって良かったと思います。2012年は米国、ロシア、中国その他主要各国でリーダー交代の年だし、米ドルもユーロも危機的状況だし、何かと混迷が予想される中で、ロシアが落ち着いて次のステップを踏み出せるのは、わるくないと思います。

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さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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