もうすぐクリスマス
早いもので今年も残すところわずかとなってしまいました。
モスクワの街にもクリスマスムードが漂っています。
毎年のように書いていますが、ロシア正教のクリスマスは12月25日ではなく、1月7日。なので、クリスマスツリーは、日本のクリスマスツリーと門松を兼ねたような存在で、12月から1月半ばまで街のいたるところに(もちろん各家庭にも)飾られています。今回は、2012-13年のクリスマスカードと年賀状を兼ねたカードをご紹介します。
ロシア版サンタクロースであるジェド・マロース(厳寒じいさん)のイラストが描かれたこのカードに書かれていることばは「新年おめでとう!」 ジェド・マロースのコスチュームは、このような長いガウン(基本は赤)が定番です。
ジェド・マロースの孫娘スニェゴーラチカは、青のガウンが定番。
「ジェド・マロースへの手紙」というカードも売っています。
中はこのように、子どもが自分の名前、年齢、住所、好きなもの、ほしいプレゼントを記入できるようになっています。(うちの娘が小さかったときに、こういうカードがあったなら、いろいろ楽だったのにな)
ここ1、2年、カードのキャラクターとして人気を集めているのが、この「マーシャと熊」。
個人的に妙に気に入ったのは、この可愛いいんだか、情けないんだかわからない熊ちゃん。(ロシアでは、やはり熊は人気なんです)
これはロシア版のお年玉袋。グリーティングカードのような固い紙でできています。
ロシアでは、この時期、干支グッズが大量に売られるのですが、来年は巳年。毎年、干支グッズを見るのが楽しみなのですが、今度ばかりはげっそり。特に、リアリティを追求したグッズが怖すぎるんです。たとえば、コブラの形のチョコなんて、いかにチョコ好きの私でも食べられません。
大晦日には、大好きな若手ピアニスト、フィリップ・カパチェフスキーのリサイタルに行くつもりですが、そのリサイタルのポスターもこれこの通り(ピアニスト本人です)。
それでは、皆様、良いお年をお迎え下さい。