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やらなかったことより、やらかしたことが……
大学の英語暗唱コンテストの課題文に、ランディー・パウシュ氏が死の2ヶ月足らず前に、カーネギーメロン大学で行なったスピーチを入れてある。
http://www.youtube.com/watch?v=RcYv5x6gZTA
文字通り命のこもった言葉が胸をうつのだが、個人的には
It is not the things we do in life that we regret on our deathbed. It is the things we do not.
という言葉が印象的だった。
まあ、凡人はなかなかそうも言い切れない。「命長ければ恥多し」と言うが、今でも思い出すたびに「ぐわあああっ!」と叫びたくなることが多々ある。
実は先週の土曜日に引越しをしたのだが、それに先立ち必死になって荷造りをしていると、以前に書いたと思しき文章がゾンビのように段ボール箱の中から出てきた。
ううっ。青い。青すぎる。
即刻シュレッダーにかけたい思いと、自分が生み出したものゆえの愛着との間で気持ちは揺れに揺れたが、結局時間もないので再びダンボールに封印してしまった。
現在は一家で荷解きの真っ最中で、初めて「子供部屋」を手に入れた息子は、よほど嬉しかったのか、自発的にあれこれ整理をしている。ちなみに「社長」の方は、早速子供部屋からいろいろなものをリビングに持ち出そうとして妻に阻止され、不服なご様子。
僕も論文の資料やら、授業のネタの束やらを、屋根裏の小部屋に運び挙げねばなるまい。件の封印ダンボールも、まあそのままだろうなあ。
当分引越しの予定はないが、次に引越しをする際にも、「ぐわあああっ!」と叫ぶことは間違いなさそうだ。