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実家のリフォーム

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

私が中学生1年の時に建てた思い出がいっぱい詰まった実家のリフォームはもうすぐ完成です。庭の池も埋めて駐車場にしました。すでに賃貸も決まって、6人家族の方が借りてくれることになりました。田舎は一人1台の車が必要なので、駐車場5台もまとめて借りてくれることになりました。一時は売却もかんがえましたが、こうやって実家が残ったこと、本当に良かったと思います。

 

親の介護や実家終いの問題は、私たち年代に避けて通れないことです。

何年間も誰も住まなくなった実家をそのまま放置していた友人から連絡が来ました。

私の決断が早く展開の速さにも心から驚いたようです。私はもともとせっかちで、先にやらないと気が済まない性格だからだと思います。

生前父が育てた庭の紫陽花は軽井沢の保養所に運ぶ予定だったのですが、根がかなり傷んでいました。そこで花の生産者の従妹に相談し、芽を摘んで温室で育ててもらうことにしました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつか軽井沢の地に父の紫陽花が根付くことを祈っています。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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