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100歳時代をどう生きるか?

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

人は長生きになり、今産まれた世代は2人に1人105歳まで生きる時代になるそうです。60才で仕事を引退するスキームはすでに崩れつつあります。老後の生活費を考えると70代も働く時代はすくそこまできています。仕事と言っても若い頃のようなハードな仕事ではなく、学びながら、自分でできる仕事を探していくようなるのではないでしょうか?昔のように企業年金があるわけでもなく、厚生年金は年々減少しています。老後の資金を貯めるには生涯収入の20%ぐらいを貯蓄に回すことになり、現実的ではありません。また長い老後を過ごすには、もちろんお金や家など有形資産は必要ですが、人と人の繋がりと、そこからの学びという無形資産もとても大事になる訳です。学びながら社会と繋がることが大事だと思います。

先日地元の長崎に帰省して、国際ソロプチミストというボランティア団体の会議にゲストで参加させていただきました。18歳で上京し地元に知り合いが少ないのですが、こうやって地元で活躍している女性と繋がることができ、また少しでも貢献することができ、本当にうれしかったです。偶然同じ寅年のメンバーで写真を撮りました。

夕方母と近所に買い物に出かけました。自分の荷物は自分で持つと言い張る母の背中です。祖父は100歳まで生きているのできっと母も長生きです。専業主婦でしたが、保険などよく投資してて、いい時代だったこともあり生活費は十分確保してるし、今も年金から貯金しているので資産は減るどころか増えているという、なんともたくましい母です。

 

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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