BLOG&NEWS

時を経てミッションが繋がった

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

大手ディベロッパーからの通訳・翻訳のお問合せがあり、新規顧客担当のスタッフがお客様のところにご挨拶にお伺いしました。

 新規のお問合せだと思っていたのですが、なんと15年前に一度ご依頼をいただいておりました。私のその仕事の内容を今でも鮮明に覚えています。当時ある工事現場の近隣に住む在日外国人の方々の家をまわって、トラブルにならないように事前に工事の説明をする時の通訳というご依頼でした。いつも会議とかフォーラムでの通訳者の調整をしているので、世の中こういうニーズもあるんだなぁと思い、記憶に残っていました。

 ただ私は起業当初から「テンナインは通訳・翻訳会社」ではなく、「顧客のビジネス成功のための異文化コミュニケーションをサポートする会社である」というミッションを掲げており、そう思って調整しました。

 15年前、御社に通訳をお願いして、あの時は本当に助かりました。またよろしくお願いします」というお話でした。15年もの間覚えていただいていたこと、起業当初に掲げたミッションが時を経て繋がったことが本当に嬉しかった。

 我が家のアンディエルJr.は近隣迷惑になっていませんように。。。

 

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

END