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アフターコロナの再会

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

テンナインでは6月1日から全社員オフィス勤務を再開しました。全席にパーテーションを設置し、マスクや消毒を心がけ、まさに新しい日常の中でのスタートです。それでも4月に入社した新入社員や3月、4月、5月に入社した中途採用の社員の歓迎会が出来ていません。またこれから先もしばらくみんなで集まるのは難しそうです。そこで私の友人が経営するお店にお願いして、ランチボックスを39個配達してもらいました。お弁当がとても美味しかったので、盛り上がりました。やっぱり美味しい食べ物は人を幸せにしてくれますね。

今週から6年半ぐらい前に退職した社員が、また戻ってきてくれました。この6年間いろんな経験を積んだようです。再会した時は懐かしさに涙が出そうになりました。この6年間でテンナインは新しいサービスができたり、規模が大きくなったり、社員が増えたり、いろんな変化や成長がありましたが、私のミッションはずっとぶれていません。

一度は離れてもテンナインや私のことを思い出してくれて、自由でいい会社だった、業務が楽しかったと時々思い出してくれていたこと、そして勇気を出して連絡をしてくれたこと、心から嬉しかったです。これもコロナが背中を押してくれたのかも知れません。また彼女と一緒に歩んでいけることが本当にうれしい。ずっと会社をやっていてよかったなと思うのは、いつでも人と繋がるこんな瞬間です。

ミッションを忘れずこれから先どのようなことが起こっても、どんなに大変なことがあっても、絶対にこの会社を全力で守っていこうと改めて心に誓いました。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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