BLOG&NEWS

フィンランドとバルト三国を巡る旅1

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

 

 

9月下旬、5年ぶりに北欧に行ってきました。北欧と言えばテンナインのアート軸です。オフィスのエントランスにも、北欧をイメージした架空の街をイラストで描いています。5年前に北欧を訪れて以来、もう一度だけ行きたいとずっと願っていました。今回はバルト三国とフィンランドを巡る旅でした。フィンランドまではフィンエアで9時間少し、その後トランジットしてバルト三国の一つリトアニアの首都ヴィリニュスに、ちょうど日が沈む頃に到着しました。

 

ヴィリニュスの旧市街地は1日で十分歩けるような小さな街でした。到着日は移動時間が長くて少し疲れていたのですが、夕飯を食べに街に繰り出しました。北欧は物価が高いと覚悟して行ったのですが、バルト三国はどこも物価も安く、食事もとても美味しかったです。リトアニアには到着日と翌日2泊しました。

5年前に北欧を訪れた時は、組織作りに苦しんでいてたくさんの経営課題を抱えていました。そして北欧旅行の間に大きな決断をしました。未来のためとはいえ、私にとっては大きな改革でした。旅行中に気づいたこと、それは問題に目をつぶったりやり過ごすことは簡単だけど、神さまはその人の弱いところを気づかせるために、逃げている間は次々とより大きな問題を仕掛けてくるということです。覚悟を決めて正面から立ち向かうと、不思議と未来が開けます。今振り返っても会社の成長の原点のような決断だったと思います。旅はそういう気づきを与えてくれますね。

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

END