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ヒルクライムの聖地に行ってきました!

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

先週一週間夏休みをいただいていたのですが、ブログに宣言した通り、乗鞍高原に行ってきました。乗鞍エコーラインは毎年7月1日に開通し、10月31日までの4ヶ月間、乗鞍高原の1500メートル付近から岐阜県の県境2700メートルまで自転車で走ることが出来ます。

マイカー規制があり、観光バスとタクシー以外車は通らないので、その点は安全です。平均斜度は6.8%、最大斜度13%です。ダウンはまったくなく、延々と続く坂道を20キロぐらい登ります。

私は電動ロードバイクでアシスト付きで登りました。フル充電で120キロ走る自転車です。いい気になってフルアシストで激坂をガンガンに飛ばしました。ヒルクライマーをどんどん追い抜くのは気持ちよかったのですが、まさかの事態!残り2キロのところでバッテリー切れです。バッテリーが切れてしまうと、電動自転車はただの重いアルミの塊。普通のロードバイクの倍の重さが足にずっしりきます。心拍数は170まで上がり、体力全部使い果たしました。何度も心が折れそうになったのですが、毎朝バイク10キロのトレーニングの成果なのかアシストなしで、何とか登り切りました。

途中は鞍岳の雄大な姿、北アルプスの山並み、どんどん上に登っていくと、まるで雲海の上を走っているような景色でした。ヒルクライムのメッカ、ヒルクライムの聖地を呼ばれている理由がよく分かりました。

バッテリーは無くなってしまったのですが、下りはほとんど漕ぐ必要はありません。ブレーキを握らないと、50キロ以上のスピードになってしまいます。雨も降ってきてスリル満点で怖かったけど、怪我なく無事に下ることができました。次回は富士山に挑戦します。

 

 

 

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工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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