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桜の樹の下には

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

段々暖かくなりましたね。今朝の芝公園の周りをぐるっとランニングしました。ソメイヨシノではないと思いますが、1本だけピンク色に染まっている樹がありました。後10日もすれば開花宣言ですね。お花見は大好きなイベントの一つですが、一番近いお花見スポットが芝公園です。満開の時は桜のトンネルが出来て、その先に東京タワーが見えます。ここを走るのが毎年春の楽しみです。

次のスポットは六本木一丁目駅から会社のある城山トラストタワーまでの道のりです。アークヒルズの周りの桜のトンネルを、通勤途中に見下ろすことができます。あまりに綺麗で、みんな立ち止まって写真を撮っています。後は目黒川や千鳥ヶ淵の桜もそれぞれ趣があってとてもいいのですが、人混みもすごいですね。

綺麗に咲き誇る桜の花の美しさは、日本人の心を癒してくれますが、少しだけ不安な気持ちになるのは私だけでしょうか?それはすぐに散ってしまうからなのでしょうか?

私は桜を見ると、ふと梶井基次郎の「桜の樹の下には」を思い出します。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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