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将来通訳者、翻訳者を目指している方へ

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

テンナインには社内で「カウプロジェクト」と呼ばれているプログラムがあります。

そのプログラムは9年前の丑年にスタートしました。

とても単純な発想ですが、丑年にスタートしたので「カウプロジェクト」といつの間にか呼ばれるようになりました。

きっかけはスタッフとの会議中のある会話からでした。

「英語力もあって、ポテンシャルもあって、コミュニケーション能力も高いのに、実績や経験がないという理由だけで、なかなか通訳者・翻訳者としてスタートラインに立てない人がいる」

それは登録者面談の時にも感じることでした。

私は設立当初から年間200名を超える登録者と面談を行ってきました。

その中で一番多かった質問が「どうやったら通訳者・翻訳者として仕事が出来るようになるのでしょうか?」ということでした。

目指していても、最初のチャンスを掴むのがとても難しいということでした。

通訳力・翻訳力があるのは必要最低条件ですが、それだけでは最初から順調に仕事の依頼を受けることは難しいかも知れません。

お客様は必ず「実績」と「経験」のある通訳者・翻訳者をリクエストしてきます。

しかし誰だって、最初は実績や経験はゼロです。

ゼロの状態で仕事を辞めて通訳・翻訳の世界に飛び込んで行くのはかなりのリスクを感じるのではないでしょうか?

そこでテンナインでは将来通訳者・翻訳者を目指す方対象に

契約社員として社内で翻訳チェッカーやコーディネーターアシスタントとして働いていただきながら、

少しずつ現場で経験や実績を積んでいただくということを始めました。

それがカウプロジェクトです。

この10年で10名以上の方がプロの通訳者・翻訳者になりました。

また現在5名の方がカウプロジェクトメンバーとして、現場で経験、実績を積んでいます。

カウプロジェクトに入っていただいている方の共通点は

「通訳力・翻訳力のポテンシャルがある」

「コミュニケーション能力に長けている」

「何が何でも将来は通訳者・翻訳者になるという強い意志がある」

この3つです。

特に将来絶対に通訳者・翻訳者になりたいという意思が何より大切です。

 

是非カウプロジェクトの詳細にご興味がある方はタイトルにカウプロジェクトと書いていただき、

下記までお問合せください。

otoiawase@ten-nine.co.jp

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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