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トレーニングにつて

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

先日トレーニングのセミナーを聞きに行きました。

なぜ筋トレが必要なのか?
乳酸が出るとなぜ筋肉が増加するのか?
有酸素運と無酸素運の違い
体脂肪が消費される過程
乳酸と成長ホルモンやアドレナリンの関係とその効果
効果的な食事の取り方
血糖値コントロールとインシュリン
交感神経と副交感神経
そして最後は部分痩せの仕方まで!

盛りだくさんな内容でしたが、今まで雑誌ターザンで仕入れた情報がやっと腹に落ちたセミナーでした。

興味深かったのは、乳酸の話です。筋トレをすると乳酸が体溜まります。(階段を一気にかけがると、筋肉がパンパンに張って疲れますよね。あれが乳酸が出た証拠です)筋肉の中に0.3%乳酸がたまると、筋肉は動かなくなってしまうそうです。そして体はその防衛反応として、筋肉を肥大させて、乳酸の%を下げようとします。筋トレで筋肉が肥大する仕組ですね。

そして乳酸が出ると同時に、体の中には成長ホルモンとアドレナリンが出ます。これらのホルモンは体脂肪分解(他にも肌の張りがよくなるとか)の効果があります。分解された体脂肪は、血液中に溶け込んでいきます。ただそのままにしておくと、また元に戻ってしまうのですが、筋トレの後に有酸素運動をすることによって、血液内の体脂肪を消費するという流れです。

だから筋トレの後有酸素運動をするといい訳です。筋トレだけしても脂肪は1グラムも消費されない(分解されるだけ)と言われている意味もよく理解できました。また1日の基礎代謝の25%を筋肉が担います。筋肉は何もしないと年に1%ずつ減っていくとされていますので、それを考えても筋トレーニングの必要性がよく分かりますね。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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