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通訳学校に通うメリットは?

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

最近ちょっと肌寒くなってきましたね。
通訳・翻訳の皆様、こういう時期は油断していると、体調を崩しやすいので気を付けてくださいね。

最近通訳の面接の時に、通訳学校のことを聞かれてことが多くなりました。

どういう通訳学校を選んだらいいのか?という質問に関しては、学校に関しては合う合わないがあるので、できればそれぞれの学校の授業を実際に見学させてもらって決めるようにお勧めしています。
またできればエージェントが運営している通訳学校のほうがいい。
優秀であれば卒業後仕事につながります。

そもそも通訳学校に通ったほうがいいでしょうか?という質問もよくいただきます。私は人それぞれだけど、学校に通ったほうが近道ですよとお答えしています。

通訳学校に通うメリットは何か?

まず一つ目に、先生との出会いです。通訳学校の場合は現役の会議通訳者の方が教えていらしゃるケースが多いです。
現場の生の声を聞けるのは、非常に有意義です。

二つ目として、クラスメートとの出会いです。同じ目標を持ったクラスメートとお互い刺激をしながら勉強することができます。

三つ目として、大量の宿題や、進級テストをパスする為には、継続的な勉強が必要なので、自分を追い込むことによって、勉強の習慣がつくようになります。

でもずーと長く学校に通ったり、学校があるからと通訳の仕事を断ったりというのは本末転倒です。
学校とOJTが上手くバランスが取れると、力がついてくると思います。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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