最近「ブースデビューしました」という嬉しいお知らせを何件かいただきました。こんなに嬉しいことはありません。その中には最初通訳になろうか、それとも今の仕事を続けようか相談を受けた人もいます。

私は才能があると思ったら「今の仕事を辞めてでも通訳者に挑戦するべき！」と勧めてきました。私の仕事は、一人でも多くの通訳者・翻訳者を誕生させることだと信じているからです。傍目からみると、私のアドバイスは少し強引に映るかもしれませんが、私は「少しおせっかいなアドバイス」だと思っています。

時々荒削りだけど、英語力があって、きっとトレーニングを積めばいい通訳者になれるだろうなぁという人に出会います。
そういう人の背中を少し押してあげるようにしています。

誰だって新しい世界に飛び込むことは本当に不安だと思います。
一から一人で起業した経験があるからこそ、その不安な気持ちが手を取るように分かります。でもあえてそのいばらの道を選んで欲しいと思うことがあります。

今ブースデビューをした彼女、彼らがドンドン力をつけて、そのうちベテランの先輩方を脅かすような存在になって欲しいと思っています。

そうやってトップクラスの通訳者に成長するまで、私はこの業界に絶対残っていようと心に誓いました。