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子育てと仕事の両立

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

弊社では女性が多い職場ということもあり、出産後も仕事を続けられる職場にしたいとずっと考えていました。ただ理想と現実は違います。

コーディネーターという仕事は、突発的なことで残業が発生する業務なので、両立はそれなりの犠牲を伴います。社員の平均残業時間は30時間ぐらいですが、毎日定時に必ず帰れる仕事ではありません。

また経営の側面からも子どもがいるスタッフも、子どもがいないスタッフも平等にしなければなりません。

ただ通訳者や翻訳者の中にも小さな子どもを抱えて仕事を続けていらっしゃる方がたくさんいます。そして一切プライベートの自分の事情を理由にしないという姿勢にはプロフェッショナルを感じます。

子どもが突然熱を出した場合も、2重、3重でシッターさんを手配しているので突然仕事を降りるなんてことがな訳です。

子育てと仕事の両立は、本当の意味で覚悟が必要なんだと思います。

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工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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