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不都合な真実

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

もう上映は終わってしまいましたが、先日「不都合な真実」という映画を観ました。

映画館で本も売っていたので、買いました。

翻訳者は、環境ジャーナリストであり、同時通訳者でもある枝廣順子さんです。素晴らしい翻訳でした。

枝廣さんが昔おしゃっていた言葉が印象的です。

「地球は、まるでビスを1本、1本抜きながら飛んでいる飛行機のようだ。いつ落ちるか分からない」

私たちの唯一の住処である地球は、温暖化という今世紀最大の環境問題に直面しているんですね。

問題もわかっていて
何をすべきかもわかっていて、
技術もあって(風力発電、火力発電、バイオ燃料、ハイブリットカーなど)、でも悪化の一途をたどっている。

それはまだ、地球温暖化という問題が、社会全体に受け入れられていないからだと思います。

こういう映画や本が、世の中を動かして欲しいと思いました。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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