BLOG&NEWS

いいチームで仕事をするということ

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

去年から今年にかけて何人かの社員が会社を去り、また新しい社員が数名入ってきました。

出産のため、
結婚退職のため、
新しい環境を求めてなど理由は様々ですが、
どんな理由であれ、人が辞めていくというのは、やっぱり経営者としては本当に寂しい。

なるべく長く勤務する人を採用するようにしていますが、それでも事情は人それぞれ、気持も環境もどんどん変化してきます。

仕事を一生続けるには(特に女性の場合)覚悟が必要です。いろんなものを犠牲して仕事を続けることが、どれだけ意味があるのか、私も過去に何度も心の葛藤がありました。だからこそ、会社を去っていく彼女たちの気持ちもよくわかります。

私は決めていることがあります。

どんなに必要としているスタッフでも、辞めたいという意志を尊重すること。決して無理に引きとめたりしないこと。(辞めるという決意をするまで、きっと本人の中でいろんな葛藤があったと思うからです。それに気づかなかったとしたら、私の力不足です)

そしていつでも辞めたスタッフが遊びに来れるような環境を作ること。いい別れ方をすること。男女の仲でもいい別れ方すると、別れた後でもお茶ぐらい飲める関係になりますよね。)

そして次にまた絶対に、どんなに時間をかけてもいいチームを作ること。

「テンナインはいつでもいいチームで仕事をしています。」と胸を張って言えるような環境にするために、私は努力を惜しみません。

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

END