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ヒアリング体験

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

昨日参加者20名ぐらいのある勉強会に参加しました。最初にみんなそれぞれ自己紹介をしたのですが、
その方法が少し変わっていました。AさんとBさんという風に二人一組になって、相手に質問形式で、色々聞き出します。

Aさん「出身はどちらですか?」
Bさん「九州の長崎です」
Aさん「長崎で美味しいものは何ですか」
Aさん「カステラとうなぎとちゃんぽんです・・・」

こんな感じのやり取りを全員の前でやります。上手く行かない場合は、シーンとしてしまいます。

これはヒアリングのワークにもなっています。

ヒアリングのコツは必ず答えを引き出せる質問をすることです。

私は通訳者・翻訳者の面接の時に、ヒアリングの難しさや大切さを痛感します。

でも通訳さんは一つ質問すると10個ぐらい答えてくれる人が多いので、実は楽なんですが。
確かに無口な通訳さんって会ったことないかも!

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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