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それはたぶん他人や会社のせいじゃない

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

最近生まれて初めてマラソンのトレーニングをやっていますが、このトレーニングと仕事はすごく共通点があります。

一番の共通点は「モテイベーションは絶対人からは与えてもらえない。自分の気持ち次第」ということです。

自分を追い込んで無理して走っていると、「何でこんなことしているんだろう?」と思います。でもこれも常に私が仕事をしている時に思っていることです。

大きな目標(フルマラソン完走)も大きな仕事も「意志」と「やる気」だけでは絶対達成不可能です。どんなことでも「意志」と「やる気」だけでは、数週間しか続ききません。

大切なのは行動力だと思います。大きな目標を細分化して、ひとつ、ひとつクリアしていくしかない。挑戦が例え失敗に終わっても、その過程の経験は、かけがえのない財産になります。

仕事もランニングも自分を自分で追い込むことで成長するところも同じです。

たった15分しか走れなかった3ヶ月前、今は何とか90分連続で走れるようになりました。(その後バテバテになりますが・・・・・)

夢中になったら周りが見えなくなる私の生き方は、他の人から見たら「アンバランス」に映るかも知れません。私はここ20年以上「ワークライフバランス」という言葉からは、程遠い生活をしています。

でもとことん仕事にのめり込みたい時はのめり込めばいいと思うのです。
プライベートとのバランスが崩れたら、後から軌道修正すればいい。

例え周りから「アンバランス」に見えたとしても、本人がそれで幸せかどうかということが重要だと思います。

自分のメンタルコントロールとか、仕事とプライベートのバランスが取れないことを人や会社のせいにしても仕方ないことだと思うのです。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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