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友達について考えてみた

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

決して友達が多い方ではないと思いますが、今まで本当に辛い局面で、何度も友達に助けられました。ふと、友達について考えてみました。長くいい関係が続いている友達には、いくつか共通点があります。

価値感に共感できるとか、何かに一生懸命だとか、色々ありますが、一つに出し惜しみしない人が好きです。

自分が持っているすべての情報を、相手に伝えるというスタンスのコミュニケーションをする人が好きだし、私もそういうスタンスで人と接しています。ランニングのコーチも、ヨガの先生も、こういうタイプが好きです。

以前、色々仕事のこと質問とかされてもそんな、甘い姿勢だったら出来ないと思うし、時間ないし、相手にしないと言った友達がいて、それを聞いて、すごくさみしい気持ちになりました。

相手に伝えるという事は、時間かかるし、せっかく伝えても、きちんと伝わらない、受け取ってもらえない事も多い。忙しいとやってられないと言う気持ちもわからないではないです。

仕事の相談に乗って欲しいと言われて、時間作って会ったらネットワークビジネスの勧誘だったなんてこもありました。

それでも私のスタンスは変わりません。

時々本当に仕事につながる時もあります。

そしてもう一つ、私が長く付き合いたいと思う友達は、別れたあと、すごく楽しかったという気持ちが残っている事なんです。別れた後、何となくいつもより疲れたり、ふうってため息をつくような関係は、長く続きません。きっとお互い壁があったり、何かいろんな理由で、本音で向き合えないんだと思います。私も会った後、楽しかったなぁって思ってもらえるような、そんな人を目指したいです。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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