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会話の面白さ
例えば久々に友達と会う約束をしたとします。
久々に会うから、こんな話もしたいし、あんな話もしたい、
こういうことも聞きたいし、と当日まで期待で胸が膨らみます。
そしていざ会って話し始めると、会話は弾むのですが、最初に「話そう、聞こう」と思っていたことの半分ぐらいしか話せないことが多いのです。
それは会話が思いもよらない方向に流れたり、相手から予想していない話が出て、話題が突然変わったり、右に行ったり、左に行ったり、別れた後「あっ、聞き忘れた!」なんてこともしばしばです。
これが会話の面白さですよね。
まるで筋書きのないドラマのようです。
だからこそ、通訳者の大変さも理解できます。