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リーダーシップへの旅

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

このブログを読んでいただいている通訳さんから特に本の紹介がためになると言われたので、とっても嬉しくて、最近読んで面白かった本を紹介します。「リーダーシップの旅」という本です。

この本は「見えないものを見る」という副題がついています。まさに今の私の課題でもあります。

一文を紹介しますね。

「社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。はじめからフォロワーがいるのではなく結果としてリーダーになる。そのプロセスにおいて、フォロワーが現れる。

リーダーシップは、本を読んで習得するものでも、だれからか教わるものでもない。それは私たち一人一人が、自分の生き方の中で発見するものだ。リーダーシップはだれの前にも広がっている。

何かを見たいという気持ちがあれば、可能性は無限に膨らむ。自らが選択し、行動することで、人は結果としてリーダーと呼ばれるのだ。」

この一文を何度も何度も読みました。

確かに社長になろうと思えば、会社を作ればいいことなので、誰でもなれます。でも人がついてくるリーダーになるには、それだけではもちろん駄目です。

マネジメントとリーダーシップも混同しいる人もたくさんいますが、全然違います。
リーダーシップは、実践でしか学べないし、まさに途方もない旅のようなものです。旅に出て、苦難に立ち向かい、いろんな失敗を重ねてそこから学び何かを形に残す。その経験を通して、結果として人はリーダーとして成長するんです。

まだまだ私は旅の途中だと、この本を読んで深く反省しました。

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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