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自分の頭で考えること

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

「川本裕子の時間管理革命」という本を読みました。川本さんは東大からオックスフォード大学院という才女で、ご存知の方も多いと思いますが、道路公団民営化委員会委員、早稲田大学教授等をされており、よく日経新聞にコメントを書いていらしゃします。

私は時間管理が苦手で、今まで多数の時間管理、手帳術なる本を読破しましたが、この本が一番心に響きました。時間をいかに有効に使うかということをだけでなく、自分で判断する力をつけることの重要性を教えられました。

まず複雑に絡まった問題の問題点と解決しなればならないことを整理して(この本の中では出口から考えると書いてあります)、それに関する情報や知識を収集して、それからよく考える。(仮説を立てて検証する)そして自分で判断する。

きっと今までもそうだったように、これからも何度も失敗すると思います。想定外のことが起きたり、思いもかけず問題が大きくなったり、誤解が生まれたり、でもその一瞬一瞬も人生なのだと思います。

この本を読んで、目的さえ見失わなければ、どんな一瞬も意味があるのだと思いました。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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