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本が出版されました

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

このブログでも以前ご紹介した、私の初の出版、「英語が会社の公用語になる日」(中経出版)が4月11日に発売されました。

震災の影響で出版が遅れたのですが、仕事に追われていたら、すでに本屋に並んでいました。

アマゾン 
http://www.amazon.co.jp/dp/4806139971

京都の本屋さんにも山積みされてましたよ!
今日、日経新聞の朝刊に出てましたよ。

そんな声をいただくととても嬉しくなります。
そして本を書き上げたことで満足してしまっては駄目なんだなぁと、
一人でも多くの人に読んでもらうに頑張らなきゃ!と思いました。

今日はこの本で伝えたかったことをお話します。

私自身通訳/翻訳サービス会社を起業して10年、今まで700社以上のお客様の異文化コミュニケーションをサポートしてきました。ある日突然海外の企業とのM&Aにより、日本企業から外資系企業に生まれ変わったという例をたくさん近くで見てきました。

楽天やファーストリティリングのように、本書のテーマでもある公用語を英語にする企業も増えてきました。グローバリゼーションが進む中、どのような企業に就職しても、海外の担当者とやり取りをすることは起こりえることです。そのような時代の流れの中で「もしも突然公用語が英語になった会社に、英語が苦手な社員がいたらどうなるだろうか?」という発想からこの物語が産まれました。

この物語の二人の主人公は英語力が上がってくるに連れて、人間的にも成長していきます。異文化コミュニケーションを通して、新しい考え方や違った視点に触れることでいろんなことを学びます。

異文化コミュニケーションは本当にいろんな可能性を秘めています。言葉や文化が違っても究極は一対一の人間関係で成り立っています。花を贈るように、相手を思いやる気持ちで繋がれば、たとえ言葉が拙かったとしても、わかりあう事ができるのです。

そしてこの物語の中には、私がコーディネーターとして仕事をする中で、ずっと抱いていた通訳の方へのあこがれの気持ちも書いています。

是非お手にとっていただけると嬉しいです。

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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