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最初に勤務した企業は重要じゃない!

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

数年の社会経験を経て、通訳者・翻訳者を目指す人はたくさんいます。
「一度企業で働いてみたけど、やっぱり通訳者になりたい」
その気持ちに正直に勇気を持って、通訳者を目指す!
私はそういう人には全員成功してもらいたいと思っています。

そしてもう一つ思うこと
「最初に勤務した企業というのはそんなに重要ではない」ということです。
今は転職=キャリアアップという風にとらえられていますよね。
社会経験を経て、本当に自分のやりたいこと、目指していることが見えてくることだってあると思います。
自分自身を振り返ってみても、22歳で大学を卒業した時に
「将来は絶対こうなりたい!」という夢なんてものはなく
だた知名度に引かれて商社に就職しました。

私が就職活動した頃は、女性の総合職というものもなく
お茶くみや伝票整理に疑問も不満も抱かず
結婚退職が普通だと思っていました。

漠然と将来のことを考えだしたのは、20代後半です。

大切なのは、30代、40代で自分がどうなっていたいかということ。
そう思う今日この頃です。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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