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コーディネーターという仕事

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

私はずっと、10年以上通訳・翻訳コーディネーター業をやってきました。その中で一番の課題は、スケジュール管理です。タイムマネジメント関係の本もたくさん読みました。

自分で「今日はこれとこれをやろう」と決めていても、お客様から依頼の電話が入ってきたり、急に御願いしていた通訳者が体調を崩して、代わりの通訳者を探したり、いつも自分のスケジュール通りに仕事ができないのが、この仕事です。

突発的なことが、日常茶飯事に起こります。平日の夜友達と会う約束を入れていて、突然いけなくなったことは数え切れません。

どうやって切り抜けてきたか?

1)その日できることは、なるべくその日中にやってしまい、翌日に残さない。

  そうすることによって、次の日の突発的な依頼に対応できます。

2)1週間以上先の予定をなるべく入れない。
  夜の会食の予定も含めて1週間以上先の約束をしない。なるべく直  前に約束を入れる。

例えば今週の私のスケジュールはこんな感じです。結構いっぱいです。

来週のスケジュール、週の前半までしかアポ入れていません。

再来週になると、ほとんど真っ白です!

こういう生活がすっかり身に付いてしまったので、3週間先のアポイントが入ったりすると、かなりプレシャーを感じます。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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