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考える極意

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

別冊宝島の「考える極意」という本を読みました。「考える」という人間だけが持っている能力を生かす極意がたくさん書いてあります。じっくり読んだのですが、それぞれ興味深い内容でした。

大前研一氏は、日本人の考えるのは苦手だと述べています。
「日本人は答えが決まっていない問題を解くのは苦手。学校教育の弊害だ。模範解答がついている問題しか出さない。型にはめた教育で徹底指導する。せっかく難しく作ってあるファイナルファンタジーも攻略本から読んでしまう人間に育つ」

何だかぐっと心を掴まれました。答えのない時代を生きていくには、考える力をいかに持っているかというのが問われていると思います。

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工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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