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ドラッカーを再度読んだ訳

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

最近ドラッカーの本にはまっているのは、話題の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」という本を読んだからです。

高校野球の女子マネージャーになったみなみが、マネージャーってどんなことをすればいいんだろうと悩み、まず本屋に行きます。店員に「世界で一番読まれているマネジメントの本です」と勧められて、間違ってドラッカーの「マネジメント」という本を購入してしまうところから話がスタートします。

みなみはこの本を読んだのをきっかけに、野球部にとって顧客とは誰か?マネージャーの資質とは何か?人を生かすのはどうしたらいいか?を真剣に考え、ドラッカーの本を参考に、みんなで力を合わせて「甲子園を目指す」という物語です。最後は泣いてしまいました。

ドラッカーの本は今まで何度かトライしましたが、言葉が難しいというより、どこをどう考えていいのか?正解がないというか、どう生かしたらいいか、ピンとこないところもいっぱいありました。何となく分かるような、分からないような、実際に分かっても自社にどうあてはめていいのか分からないちうった感覚です。

でも例えばこの本を読むと,なるほどと腹に落ちるところがあるんです。

ということで、満足度の高い本でした。

次は「ダーリンは外国人」を読んでいます。最近は今までとは切り口が違う本が売れてますね。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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