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痛みから逃げないこと

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

久しぶりに筋トレ受て、軽い筋肉痛の中のヨガレッスンを受けました。その日ヨガの先生は、本当に本格的な、本質的なヨガのお話をされます。

そんなにハードなポーズばかりじゃないんですが、この先生のヨガは普段からなかなかついていけません。何か良い意味で、ヨガを極めた仙人みたいな先生なんです。ましてや筋肉痛の日はかなり辛い。なかなか戦士のポーズが取れなくて、汗も止まらなくなって途中でちょっといい加減に手を抜いてしまいました。

先生曰く
「痛みから逃げないように。痛みから逃げると、ますますそこを痛めてしまいます。何も知らないようで、何でも知っている子どものように、筋肉はだまされません」

すごく心に染みました。

フィジカル的な痛みだけじゃなく、メンタルの痛みにも、つい目を背けたり、やり過ごしたり、楽しいことだけに目を向けたり。自分を騙したり。

私は昔からフィジカルもメンタルも痛みに向き合うということが、なかなか出来ない。でも向き合わないで、そこをやり過ごしてしまうと、結果ますます痛めることになってしまう。

何かこの言葉を聞いて、ドキドキしまいた。本当にこのままでいいのだろうか?

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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